自民党総裁の任期が3年で、岸田さんの総裁としての任期が今年の9月30日までで、9月20日に総裁選が行われる事が決まっていましたが、岸田さんはここに立候補せず、そのまま退陣する事を選んだそうです。
直前まで、出馬するような口ぶりで、まだまだ首相の座に未練タラタラだと思っていましたが、急遽、本日発表されました。
自民党の派閥を、麻生派以外は全て解体し、派閥政治終焉か?と思いきや、全然そんな事は無くて、解散しても派閥は全然生きています。
何しろ人が3人集まれは、自然と派閥が出来るそうですからw
次の総裁が次の衆院選、更に来年の参院選挙を戦わなければならないので、岸田さんでは戦えない。と、判断されたのでしょう。
いきなりの退陣表明で、後任に自分の影響力を残す隙も与えられないままですが、恐らく、引きずり降ろされたのでしょう。
誰に降ろされたのか。
日本の影のドン、麻生太郎だと思います。
岸田さん所属の「宏池会」だけでは、議員票が40程しか無いので、誰かに支援されないと戦えません。
自ら麻生派以外の他派閥をぶち壊したり、裏金問題も清話会(旧安部派)に擦りつけ、他派閥の総裁候補を潰したまでは良かったのですが、政治資金規正法で麻生派の意見を通すと約束したうえで、それを反故にして、自らの延命の為に公明と、維新案を丸のみ。それで麻生さんが激怒していて、The End。
更に、自分のバックボーンである米民主党、バイデン政権の大使がこの11月で退任する事になり、米大統領選も、日本のマスコミ報道では、カマラ・ハリス候補が躍進中と言う報道ですが、勝てる見込みは無く、強力な後ろ盾も失いました。
私もよくブログで岸田さんを批判していましたが、悪い政策ばかりでなく、防衛費増、原発再稼働に新設出来る法案を通すなど、宏池会の政治家でないと、通せない法案も結構通しているのです。
しかし、それ以上に悪手も打ち、今後3年間は、細かい増税の嵐ですw
さて、次の自民党総裁が首相になる訳ですが、派閥が生きている以上、数合わせが出来ます。
立候補者が揃うと、ある程度誰が勝つは見えて来るので、立候補者が揃うと、票読みでもしてみたいと思います。