アベノミクスは失敗だった?! | 大ぬっぽん帝國万歳!!

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私のハンドルネーム「ぬっぽん」とは、民主党政権誕生辺りから政治に目覚め、ネットで政治ネタを漁っていると、愛国心にも目覚め国名を名乗りたかったのですが、おこがましいので「ぬっぽん」となりました。そんなしょーもないおっさんの他愛もない日常を記したブログです。

 

 

 

 

 

 

「アベノミクスは失敗だった」

 

最近この様な論調が報道番組やネットのニュースで散見されますが、一番の失敗は「消費税増税」でしょう。

しかも「2度」も。

5%から8%へ、更に10%まで上げられました。

しかし、消費税増税を責める評論家は、この森永卓郎さん以外に殆どいません。

 

特に地上波はBSの報道番組に出ているエコノミストや、経済評論家は増税反対どころか、「プライマリーバランス黒字化」や「赤字国債発行反対」でこのままでは日本の経済は破綻してしまう。何て嘘を並べ「財務省」への忖度しています(笑)

これを言えばTVに出られて、自分が書いた本の宣伝が出来るからです。

 

ちょっと話がそれてしまいましたが、アベノミクス以前は超円高で、株価8000円にデフレが激しくリストラの嵐でした。

それをアベノミクスにより解決していくのですが、まず「大胆な金融政策」により量的緩和(通貨の大量供給)を行い、円高を是正し、デフレを止めました。

 

続いて、「機動的な財政出動」で大胆な予算編成を行う。はずでしたが、ここで財務省が「プライマリーバランスの黒字化」を盾に大胆な予算編成に抵抗しました。

この時はすでに、前政権(民主党政権による3党合意)により2度の消費税アップが法案化されていましたが、時期尚早という事で、2度延期されましたが、最終的には2度増税され、消費税は10%にされましたが、この増税により、経済停滞を招いてしまいました。

 

3本目の矢は一言で言うと「規制緩和し、新規の投資を誘発する」でしたが、これはある程度進みましたが、「民泊」等の新しい産業は既存の既得権者(民泊であれば、既存のホテルや旅館業者)の抵抗に合い、なし崩しに崩された印象もあります。

ちなみに、このホテルや旅館業者の組合は、自民党の支持母体でもあります。

 

アベノミクス、100点満点という訳ではありませんが、物価や株価、為替、失業率と新卒の就職率を劇的に改善したので、充分合格点では無いでしょか。

75点は付けたいです。

 

経済は2度の消費税増税や、プライマリーバランスの黒字化が無ければ、もっと良くなっていると思われ、結局、日本経済の脚を引っ張っているのが「財務省」で、自分達の息の掛かった連中に「アベノミクスは失敗だった」と言わせていると思います。

 

3本目の矢の規制緩和は、既得権益の塊である「自民党」では、出来る緩和と出来ない緩和があるので、難しいですね。