たまに見るサイトで、「パンドラの憂鬱」というサイトがあるのですが、海外の人の、日本や日本人に生活習慣、文化に対する反応を翻訳して掲載しているのですが、基本、殆ど日本、日本人アゲで日本人が見るとつい頬が緩みます。
その中の記事で興味深いものがありました。
外国人から見ると、「日本人は自分達がアジア人だと思っていない？」と思われているそうです。
自分自身でもアジア人である前に「日本人」であると思います。
しかし、アジア人では無いとは思いませんよね？
対して、他の国の人達は自分達がその国に属していてもまず、欧州人とか、アフリカ人とか、南米人を意識しているのでしょうか。
そんな事は無いと思いますが、私はこのテーマの裏には大陸と島国、多民族国家と単一民族国家の違いを感じています。大陸国家は基本、多民族国家なので、国家より先に例えば「スラブ人」や「ユダヤ人」と自民族あり、次いで国家や大枠での欧州人やアフリカ人が並列に並んでいそうな気がしています。
欧州では特に、EUによる経済統合が行われていて、EU内であれば移動の際パスポートさえ必要ありません。
人種も民族の違いだけでなく、白人、黒人、アラブ人、アジア人と様々人種が同一国家の中にいて、更にキリスト教、イスラム教、仏教、ヒンズー教など宗教も様々。
対して私達日本人は肌の色も、顔つきも宗教さえも同一で、頭の中の思考回路も似ていて、日本人だけが持つ「あ・うん」の呼吸があり、話し合いや打ち合わせが無くとも、役割分担が自然と出来たりしますよね。
ネットの対戦ゲームをしていても、日本人のチームだと自然に役割分断が出来るけど、他の国の人達には自然な役割分担は出来ないそうで、日本人チームは他国のチームをチームプレイで圧倒出来るそうです。
まあ、どちらが優れているとか、纏まれないという話ではなく、それぞれ良い所、良くない所があり、他国人から見れば、日本人は他人に過干渉過ぎるでしょうし、日本人からすれば外国人の個人主義が心地よさそうに見えたりします。
何だか纏まらない話ですが、纏めてしまえば、「全てが異なる人同士を比べてもあまり意味をなさない」のでは、無いでしょうか。
