DJと言ってもラジオのDJではなく、クラブで音楽を掛けるDJです。
若かりし頃週末になるとクラブをうろついていた私は、DJの真似事みたいな事をやっていた事もあり、ミキサーでアナログレコードのBPM(曲のスピード)を合わせ、次の曲と繋げていくDJ技位なら出来たりしていました。
これを出来るようになるには、結構な練習を積まなければ出来ないのですが、最近たまたまYou tubeで最新のDJ機材を眺めていると、流石デジタル、ミキサーの使い方さえ覚えれば、BPMの繋ぎ技なんか1発です。
ちなみにアナログのBPM繋ぎ技はこんな感じです。
最近芸能人や著名人がDJデビューしていて、知る限りそんなに音楽に詳しそうでもなく、忙しい合間にいつDJ技を習得したのだろうか。何て思っていたら、今は事前に曲をCDやアップルミュージックから外付けSSDにDLして、デジタルミキサーを使い繋げていくだけなので、誰でも簡単にDJプレイが出来ますね。
クラブやDJプレイはあくまでもライブ、生演奏の代用品で音楽ははやり生演奏が一番だと思っていましたが、クラブミュージックも進化していて、トランスやEDMの生演奏がDJプレイで、自ら曲を創れる、スティーブアオキの様なスターDJが誕生したのでしょうか。
スティーブアオキのDJプレイを見ていると、ドラムもギター演奏もなく、DJ機材があるだけですが、あれはEDMのライブにしか見えません。ここまで来れば、DJもアーティスト呼ばれてもおかしくありませんね。
世界的に見ればDJも、アーティスト、職業として確立されていますが、日本ではまだアンダーグランドな存在です。
DJに嵌るとDJ沼も深くて、抜け出せず同世代でも未だDJやってる知人もいます。
私の場合はあくまでも趣味や遊びの一環で、DJを職業として捉えていなかったので、普通に就職ましたが、メンタルが中2のままおっさんになってしまった知人を見ると、この先どうするんだろうと心配になってしまいます。