子供の頃には少年院に入れられ、まともな社会経験もなく、前科１１犯で５０代であれば、まず、雇ってくれる企業は無いでしょうね。
このような弱音を吐ける様になったという事は、彼も多少は大人になったのでしょう。
自身の過去を悔い改めても、過ぎた時は戻っては来ません。
刑期を務め終えても、刑事罰を終えただけで罪を償った事にはならないのです。
社会に認知されてから、初めて罪を償った事になるのでは。
誰もやらないような最底辺の仕事でもこなし、１０年もすると、社会から認知されるのではないでしょうか。
人生において一番大切な時期を欲望の思うがまま、傍若無人に生きてきたツケを払う時が来たのでしょう。
私の地元にも同様の人がいて、確か３０代後半で、車の中でシンナー吸っているところを警官に見つかり、慌てて車を走らせ警官をドアに挟んだまま逃走。
その警官は死亡したそうですが、勿論逮捕されました。
この事件をニュースで知りましたが、刑期を終えて出てきても、自分の人生がこれからどうなるのか、絶望するだけでしょうね。
この方の様にハンディが無くても、世知辛い世の中、生きていくのは大変です。
しかし、頑張って来て良かった。と思える人生を歩んでいきたいものです。