大ぬっぽん帝國万歳!!

大ぬっぽん帝國万歳!!

私のハンドルネーム「ぬっぽん」とは、民主党政権誕生辺りから政治に目覚め、ネットで政治ネタを漁っていると、愛国心にも目覚め国名を名乗りたかったのですが、おこがましいので「ぬっぽん」となりました。そんなしょーもないおっさんの他愛もない日常を記したブログです。

 

 

 

最近やたらCMやってるリースバック。

 

どんなシステムかと言うと、今住宅ローン返済中(返済済でも可)の住宅を不動産会社に買い取ってもらい、売却後も賃貸で家賃を支払いその家に住み続けるというモノ。

売却した人はローンを一括返済し、なお、手元にお金が余れば老後資金の一部に出来るという、売手にとっては美味しそうな仕組みです。

 

これ、資産を残すべき相手がいない人なら、今ある資産を活用し、老後を有意義に過ごせるかも。とは思いますが、金銭的なメリットは全く無いと思います。

 

まず、買取価格は中古住宅市場で売れる価格ではなく、不動産業者が買取、利益を乗せて再販しても利益が出る価格での買取価格になります。

当然、市場価格よりはかなり安くなり、その価格で住宅ローンが返済出来て、尚且つお金が余るならまだよい方ですが、そうでないなら、良く再考してみてください。

更に売却後の賃料が、周囲の賃料相場と比較して適正であるかどうか、という点も重要です。

 

仮に3000万円で売却し、その後20年間月額15万円の賃料を支払った場合、支払った賃料総額は3600万円になります。

そして、買い取った方は3600万の賃料を受け取り、尚且つ、その物件を売却し利益を得ることが出来るのです。

 

金銭的には買い取った不動産会社が一番儲かるのですが、売手(リースバック利用者)のメリットとしては、

①住宅ローンの一括返済が出来る。

②更に手元に多額の資金が残る可能性がある。

③住み慣れた家に賃料は新たに発生しますが、そのまま住み続け   る事が出来る。

④相続発生後には借金が残らない

等が考えられます。

これ、相続すべき親族がいない場合は悪くないかもしれませんね。

 

しかし、子息に資産を残したい場合は、全くメリットは有りません。まあ、地方の資産価値の低い不動産を相続してもあまりメリットは有りませんが(私の場合そうでした)田舎の戸建なので、家を解体すると税金は高くなり、解体する訳にもいかず、親戚の手前もあるので売る訳にもいかず、正直持て余しています。まあ、固定資産税もたいした額では無いので、そのままにするしかありませんね。

 

ちなみに、田舎の戸建はリースバックの対象外だと思いますw

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あー、疲れた。

今日12時30分から契約の予定が…

昨日夕方依頼されていた書類が一枚足りず、契約延期になりました。

まあ、まだキャンセルじゃないだけ良いか。

今日は疲れたので、また…

 

 

 

大型の仲介案件がやっと纏まり、GW前に売買契約を締結する事になりました。

今日はその書類作成に追われ一日中バタバタでした。

 

不動産売買を行う場合、まずは価格や、引渡しの時期等の詳細を煮詰めていき、売買契約書や重要事項説明書(物件の説明書)を作成し、契約書に押印、手付金の支払いで売買契約の完了となりますが、売買契約とは売買の約束(契約)を交わした状態で、契約後融資の手続きや引渡の準備をし、契約後1~2か月後に代金の支払い、物件の引き渡しとなります。この代金の支払いと物件の引き渡しが「契約の履行の着手」と言い、正式な売買となります。

 

契約の履行の着手は事務手続きなので、仕事を進めていけば、オートマティックに完了しますが、今回の契約は契約に辿り着くまで大変な難産でしたw

 

通常、契約の履行の着手まで、これは契約時に取り決めずに、代金支払い時までに取り決めよう。とアバウトに決める事も多いのですが、今回の買主はそれが許されず、とにかく契約時には全てを煮詰めて、100%の状態じゃないと契約しない方で、業界の慣例とはかなり違ったので、それに苦労しました。

 

まあ、考えてみれば契約時に全ての事項を100%纏めるのが正しい契約の在り方なので、今回の事は今後の糧にし、今後は万全の準備を持って契約に臨みたいと思いました。

 

あー、疲れた。

早く酒飲みたいw