気ままにバツイチ・シングルライフ -8ページ目

夢を見た。

数日前、久しぶりに夢を見た。
私はふだんめったに夢を見ない。
しかもすごーくリアルな夢だった。
そしてその最中に友人から「嫌な夢ばかり見て眠れない」というメールで起こされたのだった。

そこは田舎の民家をそのまま使った喫茶店のようだった。
何故か女優の真屋順子さんがいて、コーヒーを運んでくれる。
この店の主のようだ。
そして問わず語りに自らの病のことを話している。
私の座っているテーブルのそばには息子の見栄晴くんが穏やかな微笑を浮かべて座っている。

…。

真屋順子さんは私と同じ年代の人ならみんなご存知だと思うが「欽どこ」でお母さんをやっていた女優さんだ。
息子の見栄晴くんというのは、そのまま芸名にしてしまったあの見栄晴くんではない。
本当の、というか、実際に真屋順子さんの息子さんのことだ(後妻なので血の繋がりはないらしい)。
何故息子さんのことを知っているかというと、彼は私の高校の1年後輩で同じ部活にいたからである。
それぞれのバンドで勝手に活動して、文化祭などでライブをやる、というクラブだったので話しらしい話しをしたことはない。彼は私のことを憶えてないだろう。
真屋順子の息子、というので「見栄晴くん」とみんなに呼ばれていた。
今にして思えば嫌なニックネームだっただろうなぁ。

何故そんな夢を見たのか理由はわからないけど、2週間ほど前に友人と呑んだとき、カウンターの隣にいた年配のカップルが真屋順子さんの話しをしていた。
また倒れたんだってね、とかいう話しみたいだった。
それで友人に「息子が高校時代の後輩でね…」なんてことを話したのだ。
別にどうということもない出来事なのに。
どういう関連なのかな…。

夢を見ること自体が珍しいので、たまに見ると過剰にいろんなことを考えてしまう。

幸せって。

先日、久しぶりにママ友と呑んだ。
彼女は私より2コ年下。
高校3年、1年、中学1年の3人の子供をひとりで養うバリバリの生保レディだ。
高1、中1の私の息子たちとずっと同じクラスで仲良くなった。
一番下の子がまだ乳飲み子だったときに夫のDVに絶えかねて3人の幼子を連れて着の身着のまま逃げたんだと、以前話してくれた。

彼女の友だちの話。
35歳くらいで高3と中学生の娘がいる。
2回離婚して(娘たちはひとり目のダンナの子)スナック務めをしているときに知り合った男性と恋に落ち、妊娠して3回目の結婚をした。
現在はその夫との間の8ヶ月の赤ちゃんと連れてきた二人の娘と、中古ながら家も買って幸せに暮らしている。
……と思うでしょ。
ところが、高3の娘が妊娠してしまったと言う。
相手は19歳のフリーターで親に堕ろせと言われているんだと。
ところが娘は産みたがっている。
実は本人も17、8でできちゃった結婚したんだという。
んで、その友だちは「私ってなんて不幸な星の下に生まれちゃったんだろう」って嘆いているというのだ。

はぁぁっ??
って思わん?
そういうヒトってほんとにいるんだねぇ。

確かに回避できない災難というのは存在するよ。
もう、不運としか言いようがないの。
なんて気の毒なのって同情するしかないケース。
でも基本的には、結果には必ず何かしら原因があるって、私は思う。
食っちゃ寝してれば太るし、無駄使いしていたらお金は貯まらない。
そういうことでしょーが。

母親が結婚して赤ちゃんも生まれて、娘は居場所がなかったわけだ。
だってさ、ビミョーな年頃だし、今さら「おとうさーん」なんて懐けったって無理な話しでしょう。女の顔してる母親ってのもあまり見たくないんじゃないかなぁ。
で、彼氏ができてしょっちゅう泊まりに行ってたんだって。
彼氏は親と一緒に住んでいる。
それもヘンなハナシで。
フツー、泊まらせるかぁ?
それでなくても若いってことは愛だの言う以前に性衝動で生きてるって言っても過言じゃない。
それを「愛」だと勘違いしていることだってあり得る。
妊娠なんて他人事だと思ってるだろうから避妊もろくすっぽしないに決まってるし。
妊娠しないほうが「ラッキー♪」ってなもんだ。

もしかして娘は妊娠して既成事実をつくって彼氏と結婚することで家を出たかったのかもしれないなぁ。
今、書いていてそう思った。
自分の居場所をつくりたかったんだ。
その手段は図らずも母親から学んでしまったわけで。

私は中絶に関しては必ずしも反対はしない。
以前流産したこともあって、お腹の子供を失う悲しみはよくわかる。
だけど子供を虐待する大人になり切れない親たちがたくさんいるのは事実だ。
虐待までいかなくても、車に置き去りにしてパチンコに熱中して死なせてしまうケースもあとをたたない(アメリカではりっぱに虐待として扱われるとか)。
それを思うと、生むことがいいことだとは思えないのだ。
せっかく生を受けてこの世に生まれてきたのに何故そんな死に方をしなくてはいけないのか。
死なないまでも心に大きなトラウマを抱えて生きていかなければならない。
それならば初めから生まなければいい。
中途半端な倫理観から中絶に罪悪感を抱く必要はないのではないかと思う。
その結果、苦しんだとしてもそれは背負って生きていくのが当たり前の話でしょう。
それは逃げちゃいけないよ。

でも。
ここまで書いてきて思ったんだけど。

それは虐待を受けてトラウマを抱えて生きている人たちを否定することになるのかなぁ。
その人たちの人生を否定していることになるのかなぁ。
幸か不幸か中絶されることなく生まれてきて幸せな人生を送っている人もたくさんいるはずだ。
そんな人たちのこともハナから否定してしまっているのかなぁ。
もちろんそんなつもりは全くないのだけど。

それで、えーと何を言いたかったんだっけ。

そうそう。
「私って不幸のヒロインなの」ってヒトの話だっけ。

その話しをしてくれたママ友は、孤軍奮闘しながらも再婚を考えたことはないと言う。
食べていくのに必死でそんな機会もなかったって笑ってた。
高3の娘は進学が決まって、その下にまだ二人の男の子が控えていて、食べていけるのか不安だわー、と言うけど、表情は明るい。
毎日大変だけど子供たちは元気で幸せよって、彼女は言ってた。

どんな恵まれた状況にあっても、自分で幸せだと思えない人は幸せになれない。
それは上を目指す、なんてこととは全然違うわけで。
幸せって思えない人って生きているのがツライだろうなぁ。
幸せって思えないことがすでに不幸だよねぇ。
こういう人はどうすれば幸せって思えるんだろうね。
不幸のヒロインになっていること自体がこの人にとって幸せなのかなぁ。無意識のうちに。
うーん、パラドキシカルなことになってきたぞ。

ついでに言うと、私は幸せだと思ってる。
息子たちは元気だし、私も健康で働けるし、好きなことでお金をもらって、好きな趣味ができて、いい友人に恵まれて。
仕事に行くのは嫌だなーって思ったりもするけど、朝お風呂に入ると「あぁ、キモチイー!シアワセー」って「ヨッシャー、今日もやったるでー!」って思う。
夜、お布団に入ると「ふぅぅん、シアワセー」って思いながら眠りにつく(2分で寝れる)。

ただ単純なだけだったりして。

今月終了。

やれやれ、やっと今月が終わった。
正しくは明日で終わりだけど、私は明日休みなので仕事上は今月は終了。

今月はキツかったなぁ…。
でも、2月はだいたいどこもそうだよねぇ。
言い訳するわけじゃないけどさぁ、って言い訳以外のナニモノでもないか…。
第一に日数が少ない!
ただでさえ28日しかないのに、イ○ーヨーカドーの棚卸で1日店休日があって営業日がさらに減ってしまった。
第2に風邪をひいてキャンセルされるお客様があった(お子さんが、ということも)。
第3に先月フェイシャルの6回コースを2件売ったので、その分が今月の売上にならなかったこともある。
あとは、え~と…。

売上目標が達成できないと、レポートを提出しなければならないのだよ。
月に5千円のチーフ手当てじゃ割りに合わない~。

花嫁を送り出す。

今日最後のお客様は、明後日結婚式のお嬢さん。
お式が控えているにもかかわらずお仕事が忙しくてちょっとお疲れ気味。
いつもお顔をお手入れする間ぐっすり眠っている。

先月結婚されたお客様もそうだった。
お式の翌日から新婚旅行に行って、一泊目のパリでふたりとも風邪でダウンしてしまい、パリ見物できなかったとか。
それはそれで後になればいい思い出かもしれない。

今どきのお嬢さんたちって、結婚式に対して今ひとつ醒めているような感じを受ける。
それは私が担当したのがたまたまキャリアウーマン、というか、結婚後も変わらずに仕事を続けたいという女性だったからかもしれないけど、彼や両親がここでお式を挙げたいというから、とか着物を着てほしいと言われたとか、本人はそんなに熱心にこうしたい、ああしたいという希望はないらしい。
それでも仕事を早く切り上げてエステの時間を作って来てくださる。

今日は最後の仕上げで、背中と腕のピーリングとパックもオプションでつけた。
デコルテのピーリングをサービスしてつけてあげた。

色白なのできっと綺麗な花嫁さんになるだろうな。
きっと明後日のお式のことで頭は一杯なんだろう。
お顔に2つ3つできていた吹き出物、大きくならなければいいけど。
私がお手伝いするのはここまでだけど、いいお式になるといいなぁ。

などと、いろいろ考える。

幸福のおすそ分けをしてもらったみたいな気分。
とても、いい仕事だと、しみじみ思う。

春一番

昨日、今日と連休だったにもかかわらず風邪が抜けないのでひたすら寝て過ごした2日間であった。
もったいないと言えばもったいないけど、しかたないやね。
こういうときは焦らず充電期と思って諦めることにしている。

これがまたいくらでも眠れるんだ。
朝は目覚ましをかけないで、自然に目覚めるにまかせると8時間9時間は平気で寝てしまう。
起きてお風呂入ったりご飯食べたり掃除洗濯したり、一通り済ませると午後2時頃にまた眠くなる。
んで、ベッドに入って目覚めると夕方5時とか7時とか。
今週は息子もインフルエンザでご飯を食べに来れないので、昼寝し放題。
お腹が減るから起きて夕飯作って食べて一杯呑むとまーた眠くなる。
んで日記書いて寝る。

うわー、なんでこんなに眠れるんだろう。
明日からまた4連勤だ(ふつーはみんな5勤、6勤当たり前ですね)。
しかも明日は予約の都合で通しなんだよなー(10時から21時)。
今月売上悪いから気張らんと。

お風呂入って、ビール呑んで寝よっと。

あ、春一番とは関係ない内容だったなぁ。

ラッキィー!

さっきメールしようと思って携帯を見たらば

2月22日22時22分

だった。
きゃー!ラッキィー!

とか思うのは私だけ?
因みに本日2月22日は「にゃんにゃんにゃん」で「猫の日」です。

先日、部屋に花を飾ると幸運が訪れるって書いたけど、今日は友人が初めてアパートに来てくれた。
掃除しておいてよかった。

あ、そうそう。
やはりTVでやっていたんだけど、冷蔵庫の上に電子レンジ置くのいけないんだって(風水で)。
置いてる人、多いよねぇ。
スペース的に丁度いいんだもん、特にひとり暮らし用の小さい冷蔵庫は。
レンジ用の棚買わなくちゃ。

ところで「電子レンジ」ってネーミング何かすごくない?

アメリカではね。

ニュース番組を観ていた。
BSE問題のことをやっていて、日米の養牛?(そう言えば養豚とか養鶏とかいうけど養牛って言わないよな)の違いにびっくりした。

アメリカでは、地平線を臨む広大な牧場(そこは江東区ほどの広さだと)で数人のカウボーイの管理のもと牛たちは自然繁殖しているという。
したがって、子牛がいつ、何頭生まれたか、なんていちいち記録なんてしているわけないのだった。
子牛たちは8ヶ月くらいまで放牧されている。
24ヶ月くらいまでにほとんどが屠畜されて食肉となる。
月齢は見た目で判断するそうだ。

それに比べて我が日本では、ほとんど全てが人工授精で、生まれたらすぐに識別番号とタグが耳につけられる。肉となっても履歴は一目瞭然。家系図まで書けちゃう(多分)。

うーむ、さすがはアメリカだ。
ダイナミックだ。
アバウトであるともいえる。
ぶっちゃけ、いいかげんだ。

どっちがいいのかなんて私にはわからない。
その土地その土地にあったやり方、というのがあるだろう。
消費する側がどこまで求めているか、ということでもまた違ってくるし。
日本では牛肉はハレの日の食材だった。今でも和牛なんてそうだ。
それに対し、アメリカでは日常の食材だ。
やれ、霜降だ、軟らかい、だなんて気にしない(多分)。

まあ、何にせよ、美味しくて適正価格が一番。
安全だということは、それ以前の問題でしょう、もちろん。

フォレスト・ガンプ

昨日TVの洋画劇場でやってたね。
観るつもりなかったんだけど、PCの隣にTVが並べて置いてあるので点けっ放しにして観るともなしについつい観てしまった。

フォレストは宮沢賢治の「雨ニモマケズ、」の人みたいだと思った。
「サウイウモノニ私ハナリタイ」と、私も思った。

でも、ジェニーはズルイよねぇ。
多分残していく子供のことを考えてフォレストに知らせたんだろうけど。
フォレストはそれでも、ジェニーと結ばれて何の邪心もなく幸せだったんだろうな。

感動しまくりっ!とかではないけれど、静かに、じわーっと湧いてくるような映画だったな。
何度も反芻したくなる(ホレ、私丑年生まれだし)感じ。

「人生はチョコレートの箱のようなもの。開けて食べてみるまでわからない」

「バカとはバカなことをする人のことです」

…映画の中で印象に残った言葉。

ね、眠い・・・

風邪が治らないので昨日お医者さんで薬をもらってきた。
歯医者以外なんて数年ぶりかも。
普段薬はめったに飲まないのですぐ効く。
…のだけど、副作用も強力で、めちゃくちゃ眠い。

電車に乗ってうっかり座っているといつの間にか意識がなくなっていて乗り過ごしそうになる。
あぶないあぶない。

あーだめだ、もう寝よう。

花を飾る。

久しぶりに、というかひとり暮らしになってから初めて部屋に花を飾った。
普段は仕事で部屋にいる時間が少ないし、せっかく一人になったのに生きているものに合わせる生活が煩わしいような気がした(たかが花でも)。
仕事以外はとことん自分中心のペースで生活しようと思った。
もともとワガママなのだ、私は。

風水では花を飾ると運気がアップするらしい。
そんなこともあって買おう、と思いながらなかなか買う機会がなかった。
今日は休みで、知り合いのお花屋さんの前を通りかかったら春の花たちがたくさん入荷していたのだ。

私の大好きなアネモネやチューリップや桃の花…。
迷ったけどバレリーナという名の百合咲きの赤いチューリップとピンクダイヤモンドというチューリップを合わせて3本買ってきた。

水切りをして、黄色いハンドペイントのピッチャーに生けてエアコンの風が当たらないところに置いた。
たった3本のチューリップ。
なのに眺める度にふんわりと優しい、うれしい気持ちになる。

そういうことなんだ。

久しく忘れていたこの気持ち。
以前は庭にたくさんの植物を育てていたし、玄関やダイニングにも花をいつも飾っていた。
それを見る度に幸せな気持ちになるんだってこと、ずっと忘れていた。
そんな気持ちが幸運を運んでくるに違いない。

また、買ってこよう。
次は何がいいかな。