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エッセンシャル出版社のブログ

本質を共にワクワクしながら探求し、共にワイワイと創造していく出版社です。主に育児・教育・子育てに役立つ内容をアップします。「今までにない新しい視点」の本、「自分と対話する」ための本、「人生が変わるきっかけ」としての本を生み出すことを目指しています!!

10万人以上の行動を変容させてきた伝説のメンター・大久保寛司さんが問いかける「これからの時代のあり方」。

ベストセラー「あり方で生きる」の人物篇〜「あり方で生きる人々」〜
電子書籍にて絶賛発売中です!


大久保寛司さんが出逢って感銘を受けた「あり方で生きる人々」をドキュメンタリー的に紹介する電子書籍が発売になりました。

VOL.1 吉田(加藤)南美さん
「輝いて生きる!」

 


■吉田(加藤)南美さん
三重県四日市市出身。2010年、NPOのスタディツアーでカンボジアと出会う。ツアー客の誰よりもツアーを楽しみ、カンボジア人と笑い転げ、躍り狂うスタッフの姿を見て、「こんなおかしな大人は見たことがない!」と、自分の中にある概念をぶち壊され、カンボジアとカンボジアに関わる人たちに魅了される。人生で初めて、「国際協力って楽しそう」と思う。
2011年、子どもたちの夢を聞きに東南アジアを放浪し、シェムリアップで運命を感じる子どもたちと出会い、カンボジアでの活動を開始した。2014年、カンボジア女性を応援するプロジェクト「NATURAL VALUE」を立ち上げ、ママたちが輝ける場所を作りたいと奮起する。2016年、NPO法人「GLOBE JUNGLE」と合併。世界中の皆さんに、自分たちの活動とカンボジア人の笑顔、そしてこの国でしか作れない可愛い商品をお届けできるようにと、大阪支部&シェムリアップにて日々奮闘中。
【NPO法人GLOBE JUNGLE】https://glojun.com/


■「NPO法人GLOBE JUNGLE」
カンボジアの首都とシェムリアップの両都市に拠点を持つNPO法人。カンボジア国内の貧困家庭やそこで生まれ育つ子ども達に対して、教育の機会の提供や彼らが自立した生活を送れるためのサポートを行う。対象者は子ども達だけではなく、大人達への教育・職業訓練も行っている。応援してくださる方とカンボジアがしっかりと繋がって、お互いの笑顔が見えるような「支援の見える化」を目指し、苦しみの中から生まれる支援ではなく、笑顔の連鎖でカンボジアと日本をハッピーにしていきたいとの想いを込めて、「まわりめぐるハッピー」を合言葉に活動中。

✳︎

「あり方で生きる人々」大久保寛司著
【愛と知恵と推進力を、吉田(加藤)南美さんのあり方に学ぶ】
本書の後書きより、一部、ご紹介します。

吉田(加藤)南美さんと出会ったのは彼女が22歳のとき。彼女の話す内容は知らないことだらけで、私にとってはかなりの衝撃でした。それからは、及ばずながら彼女の力になりたいと、勉強会や講演会にゲストとして招いては話をしてもらっています。

静岡のある企業で話をしたときも彼女はゲストとして参加してくれました。その日の朝、こんなことがあったんですよと話してくれたのです。彼女の地元、四日市の駅のホームで、中学時代の先生に偶然会ったのだそうです。
先生は彼女のことをよく覚えていました。家出はするし勉強はしないし、歴代の卒業者の中でも彼女はワースト3に入る存在だったと。でも、その日彼女が身にまとっていた空気感は、中学時代のそれとは明らかに違っていたのでしょう。先生は、「あなたは今何をしているの?」と彼女に尋ねました。「わたし、カンボジアの支援活動をしているんです」と、実際にやっている活動の話をしたら、それを聞いた先生がその場で泣き崩れてしまったそうです。きっといろんな感情が押し寄せたのでしょうね。なかでも一番は「喜び」だったに違いありません。

私が彼女から学んだことの一つが、何かを成す人に共通する特徴として「諦めない」というのがあることです。彼女には諦めるという思考回路がないのです。何か不具合があって物事が進まないとき、すごく簡単に「どうしようかな?」と考える。決して「ダメだ」とはならない。仮にそうなっても、次の瞬間にはもう「じゃあどうしよう?」となっている。

驚いたのは、「それで南美さんは諦めなかったんですか?」と私が訊いたことがあって、そのときに、「あ、そうか、世の中には〝諦める〟という選択肢もあったんだ」ということに気づいたと言うんです。いやはや、これには参りました。

私は『あり方で生きる』という本の中で、「愛と知恵と推進力、この三つが揃って、初めて何か事を成すことができる」と書きました。愛は「情熱」と言い換えてもいいでしょう。そして推進力。その原点は「諦めない」だと言えそうです。
彼女を見ているとわかるように、やる人というのは、諦めるとか諦めないとか考えていません。もうひたすら、「どうすればできるか」だけ。しかもできるまでやる。「どうしたらできるのか?」という問いへの答えはすごくシンプルで、「できるまでやればできる!」。
「壁? 高いなあ。よし、じゃあ穴を掘って向こう側へ行っちゃおう!」
このきわめてシンプルな法則を、私は南美さんに教わったと思っています。

大久保寛司

✳︎
 

大久保寛司さんは、長年、日本中のいい会社と呼ばれるありとあらゆる企業を訪問し、その本質を洞察し、その経験を活かして、多くの経営者から師と仰がれ、のべ10万人以上の人の行動を変容させてきた「伝説のメンター」と呼ばれる方です。

2020年以降、これからは「風の時代」になると言われています。
所有から共有へ、ひとりひとりの個性・オリジナルが尊重される世界へなど、「ジャッジしない」「本質的なつながり」の時代が到来するようです。

そして、令和の時代、そしてWithコロナの時代は、「あり方」の時代になっていくと思います。

これまでは、目を外に向けて、社会の中でどう上手くやっていくか、どうしたら、この社会に適合し、成功するかといった「HOW TO=やり方/LIFE STYLE」がフォーカスされ、よりよく成長しながら生きていくという視点が主流でした。

これからは、指を自分に向けて、ありのまま、あるがままの自分とつながって、日々、自分はどうありたいかという「BEING=あり方/LIFE STANCE」をセンターにして、自然に豊かに生きていくという観点にシフトしていくのではないでしょうか。
 

大久保寛司(おおくぼかんじ)
「人と経営研究所」所長

 

日本IBMにてCS担当部長として、お客様重視の仕組み作りと意識改革を行う。退職後、「人と経営研究所」を設立し、20年間にわたり、人と経営のあるべき姿を探求し続けている。「経営の本質」「会社の本質」「リーダーの本質」をテーマにした講演・セミナーは、参加する人の意識を大きく変えると評判を呼び、全国からの依頼が多数寄せられ、延べ10万人以上の人々の心を動かしてきた。特に、大企業・中小企業の幹部対象のリーダーシップ研修、全国各地で定期的に開催されている勉強会では、行動変容を起こす人が続出している。
著書に、『考えてみる』『月曜日の朝からやるきになる働き方』『人と企業の真の価値を高めるヒント』など多数。


大久保寛司著「あり方で生きる」

 

 

 

 


 

挑戦していないことが怖い!?

挑戦するのが怖い人、挑戦していない方が怖い人。

 

 

 

こんにちは!エッセンシャル出版社の小林です。
 

今回は、私が前職で見ていた子どもの話をしたいと思います。

 

【プロフィール】

大学卒業後、年中~小学校6年生までの子を対象とした塾、花まる学習会に入社。将来メシが食える大人になること、魅力的な人になるということを教育理念の事業で、授業や野外体験の引率などを行う。授業など子どもたちに関わる傍ら、広報部、講演会事業、ブロック責任者などあらゆる業務にも携わる。現在はエッセンシャル出版社で、本づくり、広報など、出版業に関わる全てに携わる。

エッセンシャル出版社: https://www.essential-p.com/

 

「挑戦はした方がいい」ということはわかっていても、「挑戦して失敗したらどうしよう……。怖い……」という気持ちが先に立つことも多いと思います。

でも、一方で、世の中には、「挑戦しないことが怖い」という人もいるのです。

挑戦しないと怖い」という理由を理解できれば、逆に、人はもっと挑戦しやすくなるのではないかと思い、その視点を見ていきたいと思います。

早稲田大学ラグビー部の監督、ラグビー20歳以下(U20)日本代表の監督を務めた経験もある中竹竜二さんは、ご自身のことを、「挫折が多い選手人生だった」と言います。

そして、「挫折・逆境は必ず、いい経験に変えることができる。また、挫折・逆境と挑戦はセットで考える」ということを述べられています。

 

◆成功している未来の自分に会いに行く

私は挫折や逆境に出会うと、「この挫折・逆境があるからこそ」と思うようにしています。今はつらいけれども、どこかで振り返ったときに、「ああ、あの経験があったからこそ今の成功があるんだ」と思えるようにしたいのです。

そのためには、心のタイムマシンに乗って、成功している未来の自分に会ってくることがもっとも有効です。挑戦したあと再び挫折してへこんでいる未来の自分ではなく、挑戦した結果、それを乗り越えて成功している未来の自分に会いに行くのです。

それは決して難しいことではありません。その未来の自分とたくさん会話をします。成功するために具体的にどんなことをやったのか、どんなことに気をつけたのか、誰と頑張ったのか―― そんなことをできる限り質問してみてください。要するに、未来の自分に現在の自分がインタビューをするわけです。そうすると、必ず未来の自分が答えてくれるフレーズがあります。

「あのときの挫折・逆境があったからこそ今の成功がある」
今まさに直面している苦境のおかげで成功したんだというストーリーを、未来の自分に語ってもらうのです。
わが子がもし何かに挑戦して挫折をしてしまったら、挫折したからこそ会える未来の自分に会いに行き、たくさん会話をしてくるようにアドバイスしてみてください。

その答えの多くは、すでに自分の中にあるはずです。そして、なんだかんだと理由をつけてやらなかったことだと思うのです。自分の外側に理由を求めている限り、人は決して成功はできないし、成長もしません。未来の自分がそのことを教えてくれることでしょう。

◆失敗した未来の自分が教えてくれること

成功した未来の自分だけではなく、失敗した未来の自分も大切なことを教えてくれることがあります。失敗した未来の自分は、「やっぱりあのときに思い切ってやっていればよかった」と言うのです。

私は6歳からラグビーをやっています。数え切れないくらいの感動や喜びがありました。でも一番鮮明に覚えているのは、やはり悔しい思いをしたときのことです。

どんな試合であれ、負けたときの悔しさはこの上ないものです。そんな負けて味わう悔しさでも、ある程度受け入れられるものとそうでないものがあります。

たとえば、「今回は相手が本当に強かったので、今の自分たちの力ではどうしようもないなあ」と潔く負けを認めて受け入れるパターンがある。その試合で自分たちは力をすべて出しきりベストを尽くした。けれども敗戦してしまった、という負けです。

一方、自分たちの力を少しも発揮できずに負けてしまった試合というのもあります。なんとも表現しがたいのですが、とにかく思い出すたびにとても悔しい。

振り返ってみると、その原因は試合の勝ち負けに関係なく、失敗することを恐れて自分自身が理想とするプレーに挑戦しなかったことだったりするのです。普段なら目の前に敵がいても思い切って突っ走るのに、その試合に限ってはなぜか弱気になってパスをしてしまい、結局ミスをしてしまった……などです。

失敗した未来の自分が教えてくれること。それは、チャレンジしないことがもっとも大きな後悔を生むということです。失敗した未来をイメージすることも、ときには必要になるでしょう。

『オフ・ザ・フィールドの子育て』著 中竹竜二

 

「やらない後悔より、やった後悔の方が良い」という言葉は、よく聞きますね。

私の大好きなユーチューバーとしておなじみのヒカルさんも、常に挑戦をし続けているお一人です。

 

よく勇気があるとか決断力があると言われるけどそれは違う。
俺は毎日いろんなことにビビりながら生きてる。
ビビってるから常に行動するし、結果がでないときは何かを変える。
俺は何もしないことが1番怖い。

と、ヒカルさんがTwitterでつぶやいたことがありました。

 

他のユーチューバーと比較すると、どうしてそのポジション(2020年9月8日現在 登録者416万人)までいっても、ストイックに頑張りつづけられるのか?なぜ、新たなことに挑戦していけるのか?という疑問が湧いてきます。(1つの目安として、100万人の登録者数を越えたら、一段落というか一つの安定ポジションとなると言われています)

ヒカルさんの答えは、こうでした。
「ユーチューブで日本一をとりたいから。日本一になりたいから、それに見合った努力をしているだけ。他にもっと楽してお金を稼ぐ方法は、影響力をある程度もった今ならいくらでもあるけど、YouTubeが好きだから夢中でやっているだけ」。

以前、「諦める」という言葉が辞書にない人の3つの共通点という記事でも書いたのですが、人によっては、「桁違いの想い、夢中」という状態があるのです。夢中でやっている人にとっては、挑戦しないで、自分が成し遂げたいものから遠ざかることの方が、よっぽど怖いのかもしれません。

 

また、ヒカルさんは自分の目標を公言して、自分を追い込むことにしているそうです。何度も、夢や目標を語っては笑われたり、バカにされたりしたことがあったとも言います。

例えば、ユーチューバーなのに歌に挑戦することに批判的な声があったり、ゲーム実況をやっていた頃を指して、「あの頃の方が良かったです」と言われたり。

 

たしかに、歌に関しては、慣れていないし、向いていないと思う。でも、だからこそ、挑戦する価値があると思っているし、人として大きくなれている気がする

 

また、日本一のユーチューバーという目標に向かって、一つずつ挑戦しているんだから、「あのころが良かったではなく、もっと進化した自分を見て」とも思うそうです。

要するに、自分が心の底から目指すところ(日本一のユーチューバー)があり、それに向かって戦略をたて、夢中で挑戦をしつづけているから、他人の目は気にならないということなのでしょう。

夢中である、本気で取り組んでいるという姿勢は、挑戦する上で大きな武器になるのです。

それでも、挑戦することが怖いという人もいると思います。

中竹さんは、「自分らしい挑戦」をすれば良く、「自分らしい挑戦」をするためには、自分のことをよく知るといいとも言っています。
 

私は以前、『壁をこえて行こう 挫折と挑戦』という書籍を子ども向けに書きました。「挫折と挑戦」ということについては、ずっと考えてきたテーマなのです。私はたくさんの挫折をしてきました。例を挙げると、けがと手術、試合での敗北、受験の失敗、いじめ、差別、反逆など。しかし、それらの挫折があったからこそ、たくさんの挑戦をすることができました。

私たちは多かれ少なかれ、挫折と挑戦を繰り返しながら生きているものだと思います。もっと言えば、うまく結果が出ることは少なく、生きている間のほとんどが挫折と挑戦の間を行ったり来たりしているようなものでしょう。しかし、挫折から挑戦へ向かうことは、そんなに簡単なことではありません。

どんなに勉強をしてもなかなか成績が上がらないとか、好きな相手が全然自分を好きになってくれないとか、文化祭で自分のやりたかったことをほかの誰かにとられてしまったとか……。それは大人になっても同じです。思い通りにならないことはたくさんある。「思い通りにならない物事をなんとかする」のが人生だと言えるでしょう。

その「思い通りに行かないことをなんとかする」という前向きな精神を持った子に育ってもらうために、ちょっとした心構えや気持ちの持ちようを変えていくことで、挑戦のステージに近づいてもらえればと思います。
 そのコツの一つは、「挫折を受け入れ味わうこと」。失敗や苦境から目をそらさず、挫折をしっかりと味わうことで、そこから始まる挑戦のストーリーと最終ゴールを思い描くことができます。

世の中に、唯一正しい挑戦というものはありません。人にはそれぞれ自分に合った挑戦というものがあります。言えることは、自ら強い挑戦をしなければ、かえって失敗や挫折を繰り返すことになりかねないということ。その自分らしい挑戦をするために、まずは自分を知ることです。自分がどんな人間であるのかを理解しておかなければ、挫折や挑戦のしようがありません。

挫折とは思い通りにいかないことですが、自分の能力や思考を理解していなければ、現実を正しく把握することは困難です。すると、無謀な目標を立てたり、うまく行きすぎたときには勘違いをしたりするようになってしまいます。
まずは挫折を受け入れる。挫折をしっかりと味わい、じっとしていられない自分を感じる。そのあとで、挑戦という成功のストーリーを描くターンに入りたい。

『オフ・ザ・フィールドの子育て』著 中竹竜二

(まとめ)

 

 

①挑戦せずに、後悔した未来を想像してみる
②挑戦して失敗したと想定して、そこからの復活劇を
 遂げる未来の自分に会いに行ってみる
③小さい挑戦と挫折を経験してみる
④夢中になれる何かを見つけてみる

 

「挑戦はした方がいい」と口で言うのは簡単ですが、「挑戦したい!!」と心から思えるようになるには、大きな壁がありそうだなと感じています。

そのような方は、この4つのどれかをやってみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

『オフ・ザ・フィールドの子育て』より抜粋
強いチームというのは、仲間同士がお互いの「らしさ」や、「好き・得意・苦手」を理解しているものです。

早稲田大学のラグビー部に林という選手がいました。林の運動センスは、同じく運動センスのない私もビックリするぐらいのレベルの低さでした。ボールを取ろうとしても落とすし、味方のサポートをしているだけなのに一人で勝手に転んでテレビ画面から消えたりする。まるで漫画みたいな失敗をたくさんする選手でした。

でも、林だけが1年間全試合に出場しました。背番号8は、彼の不動のポジションでした。なぜなら、彼には強烈な武器があったからです。それはタックル。これがすごかった。どんな大きな相手でも、ひるまずに向かっていきます。

でも、その武器を彼が最初から持っていたわけではありません。ほかのことができないから、一切の練習をタックルに注いだ結果、強烈な武器になったのです。

私は林に、冗談ではなく本気で「ボールに触るな」と言いました。最初、林は意味がわからないという顔つきでした。それもそのはず、誰だってラグビーをやっていて楽しいのは、ボールを持って走ることだからです。それなのにボールに触らないでどうやってプレーするんだろう?と不思議がっていたのです。

「ラグビーは15人でやるスポーツだ。林が一人でやっているわけではない。林には林にしかできないことがある。そこを徹底してほしい」と私は言いました。じつのところ、「僕はどんなプレーでもできます」という選手のほうが、使い道を見つけるのに困ることがあります。凸凹は、でこぼこしているからこそ、がっちりと組み合わさることができるのです。

林の弱点は、チームメイトたちもよくわかっていました。だから、林がボールの近くにいてもボールを回しません。ところが、相手のチームはそんな事情を知らないので林をマークする。そうすると、うまい具合にダミーになって、相手のマークを一人つぶすことができる。味方はみんなわかっているから、「あうん」のサインプレーが成り立つ。一方で、林が万が一ボールを持ってしまったら、全員で必死にフォローしようとするのです。

守りに入ったときには、どんな大きな相手が来ても、林は一発のタックルで倒すことができます。100㎏を超える敵のエースがボールを持ったら、普通なら二人がかりでタックルしなければならない。しかし、そこに林がいれば一人で充分です。

そうすると、味方は次の選手へのマークを意識することができます。ここでも暗黙のサインプレーが生まれました。
人は嫌いなことに向き合うとストレスを感じ、嫌いなことを人前でやるときなどは過度のプレッシャーにさらされます。なかには、「イヤなことを克服してこそ成長する」などと言う人ももちろんいますが、そういうタイプの人は、おそらく誰よりも負けず嫌いで、もしかしたら過去に弱点を克服して成長できた経験を持っているのかもしれません。しかし、多くの人にとって、ストレスや無駄なプレッシャーは失敗する確率を上げ、結果的に取り組む意欲を削いで成長を阻む要因になるでしょう。

でも、「嫌いなこと、不得意なことに焦点を当てる」ことで、それが「その人らしさ」につながる可能性もある。林のように。彼は自身の欠点を逆説的に活かしました。

自分の「好き・得意・苦手」を知りましょう。するとその延長線上に、それまで自分には見えていなかった「コンプレックス」があることに気づくかもしれません。

もし、自分の子や職場の部下の行動などに対して、イライラしたりヤキモキしたりすることがあるとしたら、それはあなたが気づいていなかった、あなた自身のコンプレックスの裏返しなのかもしれません。

原因は相手ではなく、自分のほうにあるかもしれない―― そのことに気づけなければ、状況を変えることはきっと難しいでしょう。自分の「好き・得意・苦手」を知ることは、その最初の一歩になると思います。


◆『オフ・ザ・フィールドの子育て』の紹介◆

本書では、「多様性」というキーワードに着目し、それを独自に育んできたラグビーに学ぶことで、子どもたちに多様性を身につけてもらえる、子育てをよりよくできるのではないかと考えました。
教えてくれるのは、「コーチのコーチ」をしてきた“教え方のプロ"である中竹竜二氏。
さらに、花まる学習会を主宰する高濱正伸先生から、著者の考えに対して、
「子育て」や「学び」の観点から、適宜コメントを入れていただきました。
また、巻末にはお二人の対談を掲載し、ラグビーに学ぶことの意義についてご紹介しています。
改めて「ワンチーム」という言葉の意味や、ラグビーが大事にしてきた「オフ・ザ・フィールド」という考え方を知ることで、わが子の個性をどのように活かしたらよいかを考えるきっかけとし、わが子が実際に輝ける場所を親子で一緒に見つけてほしいと思います。

“サンドウィッチマン推薦! "
ラグビーがなかったら、いまの俺たちはいなかったと思う。
「中竹さん、ラグビーから学んだことは、今に活きています! 」

 

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました!

 

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「才能×努力×時流」の掛け算で、今を変えていく!


 

今日は、私の大好きなユーチューバーのヒカルさんの動画から学んだことをもとに、出版のミライを考えていきたいと思います。

 

こんにちは!エッセンシャル出版社の小林です。

私たちが、”本づくり”をしていく上で、日々、どのようなことを考え、どのような目的で本をつくっているか、記事風に残していきたいと思います。
 

【プロフィール】
大学卒業後、年中~小学校6年生までの子を対象とした塾、花まる学習会に入社。将来メシが食える大人になること、魅力的な人になるということを教育理念の事業で、授業や野外体験の引率などを行う。授業など子どもたちに関わる傍ら、広報部、講演会事業、ブロック責任者などあらゆる業務にも携わる。現在はエッセンシャル出版社で、本づくり、広報など、出版業に関わる全てに携わる。
エッセンシャル出版社: https://www.essential-p.com/


ある動画で、ヒカルさんが視聴者さんから送られてくる悩み相談に対して、持論を1時間くらい話していることがありました。
 


そこから、成功するために必要なこととして話されていた内容を紹介します。
私のユーチューバーに対する数年前のイメージはラッキーでお金儲けをしている人というものでした。


出版社を始めたときも、不況と言われがちな出版業界であれば、「そんなラッキーで乗り越えられるものではないだろうな」くらいに思っていたのです。


でも、本づくりについて覚え、段々と広めるというビジネスという点についても考えだしたとき、YouTubeの存在やインスタ、Twitterなどの意味を改めて考えざるを得なくなったのです。


どういうことかというと、著者の考えを編集して、人に伝えるということが出版社の使命だとするならば、YouTubeなどで、情報を発信している人たちのこと、その世界のことを知らないでいるわけにはいかないということに、ようやく気づいたのです。(遅いですが)


そこからは、少しずつ机上の空論ではなく、自分が実際にやってみて、情報を収集するということを始めるようになりました。そこで、いろいろなSNSがある中でも一番、発信力が高いのは、なんと言ってもYouTube。そしてその中で、戦略的に伸びてきた方(ヒカルさん)の考え方は、勉強になることばかりで、そして、自分の”いま”を改めさせられる行動ばかりでした。


ヒカルさんが動画の中で「”いま”を変えたい視聴者さんからの悩み相談」に対して、成功の秘訣としてあげていたのは、
「才能×努力×時流」というものでした。


才能×努力というのは、島田紳助さんの言葉で、

全ての値のMAXが5だとしたら、
才能が2、努力が5の人は2×5=10
才能が4、努力が2の人は4×2=8

なので、才能がそこまでなくても、努力で勝てるという論のことです。


努力の仕方だけは学ぶことができるから、努力の仕方を教える本やセミナーが多いということも言われていました。

また、才能はやってみないとわからないから、とにかく挑戦すること(打席に立つこと)が大事というのも島田紳助さんの論です。


そこに、ヒカルさんというフィルターを通してプラスされたのが、時流です。

ヒカルさんは、時代の流れとして、動画(YouTube)という要素が掛け合わさったから、自分は成功できたと言っています。

時代の流れとは、少し言い替えれば、「時代が求めていること」とも言えそうです。


この論をもとに、出版社のミライ、エッセンシャル出版社のミライについて考えてみます。

才能と努力の仕方については、個それぞれの話になるので、ここでは、時流について考えてみたいと思います。


時代が求めているサービスとは?他業界からも学ぶ


「お金の払いどころが変わる?」の記事でも書きましたが、
20年くらい前は、携帯電話はあっても、スマホのように情報を得る機械としての機能はありませんでした。当時は、テレビやラジオ、新聞、雑誌、本くらいしか情報を得る手段はなかったと思うのですが、今やスマホを開けば情報は受け取りきれない程になっています。以前は、多くのものが有料だった情報も、今や無料でいくらでも手に入れられるようになっているのです。

 

■音楽業界の変遷と成功事例


時代の変化について、例えば、音楽業界で考えてみると、
ミュージシャンや音楽レーベルの「売上」における構造は、下記のように移り変わってきています。

■CDの売上/ライブで売上を上げる

■ネットで音楽が買えるようになりCDが売れなくなる/ライブで売上を上げる

■サブスクモデルで音楽が聴き放題になる/音楽の配信では売上が減っていく/ライブで売上を上げる
 

このような時代になったときに、ミュージシャンのサイドから見れば、レーベルに所属しなくても音楽活動はできるようになってきたということになります。そして構造は変わっていっても、今のところ、音楽というものの”生演奏”の価値は変わらず残り続けています。

基本的にドームなどでライブを行うには、①レーベルに所属する②売り出してもらう③ファンができる④ファンクラブをつくり、ライブの集客をするという流れでした。

しかし、例えば、「レペゼン地球」というバンドは、自分たちのユーチューブチャンネルでファンをつくり、自分たちで作ったCDを楽天で売り、ライブのチケット(10万枚)が一瞬で売れるまでになったのです。


たしかに彼らのユーチューブのチャンネル登録者数は200万人以上もいるのですから、10万枚のチケットが即売り切れるのは、当たり前かもしれません。


チャンネル登録者数、認知度と人気度は比例しないという考え方もありますが、「レペゼン地球」のDJ社長は、「個のファン」になってもらうことを考えて、YouTubeの動画をつくっていたそうです。(時に炎上もしていますが、嫌われるという点でも誰かの印象に残ることは大事だと思っているとのことです)


この「レペゼン地球」の動きは、いわゆるメジャーのレーベルや大手音楽事務所に所属しなくても、戦略を練れば戦えるということの証明だと思います。

まさに、1人(チーム)が1メディアを持ち、自由に発信ができるようになった、いまの時代。

出版社としても、どう自分たちのメディアを運営していくかを考えることが急務だと感じました。
 

■出版業界の変遷と成功するための戦略


話を音楽業界ではなく、出版業界に視点を戻すと…
紙の本をベースにする作家・著者や出版社の「売上」における構造は、下記のように移り変わってきています。


■紙の本・雑誌の売上

■ネット記事の台頭/紙の本の売上の減少

■電子書籍の台頭/紙の本の売上の減少・ネット等で発信力を持つ人の本が発売され種類が増え、1冊毎の売上の減少

■有料のネット記事の増加・電子書籍の売上の増加/紙の本の売上の減少


紙の本の売上は、減少の一途をたどっています。

ただ、変わらずして、価値があるものは、有益な”情報そのもの”なのかもしれません。
では、その情報をどう生かすか。


さらに、その情報や心が揺れ動いたことに対して、どうアウトプットの体験を提供できるか。出版社における、この体験の提供というものが、音楽業界でいうライブに値するかもしれません。
 

(まとめ)


・本を成り立たせている成分を分析し、その本質だけを残す
・紙の本、電子書籍という形にとらわれない
・(↑この2点を検討した上で)本の価値を高める
・インプットするからアウトプットする・し続けていく
  そこまでを、”本を読む”ということに定義を変える。
・アウトプット部分についても考え、実験・検証を繰り返していく


・1つのテーマとして、
■メインコンテンツをインプットするのは無料 ∞ 周辺コンテンツ、アウトプットのサポートが有料


■情報をインプットしてもらうところは有料 ∞アウトプットのサポートは無料


エッセンシャル出版としては、このあたりのテーマをまずは入り口に検討し、戦略を立てていきたいと考えています。

 

お読みいただき、ありがとうございました!

 

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