山岳ガイド 佐藤勇介の山日記 -7ページ目

北鎌尾根

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多くの登山者の憧れの的、北鎌尾根をガイドしてきました。

北鎌尾根は北アルプスを代表するバリエーションルートです。

厳しい登攀はありませんが、幕営技術や長い行程をこなす体力。
ルートを判断する目、天候を読む力など
登山のすべての要素が凝縮されたルートです。

最終目的地は槍ヶ岳山頂というこれ以上ない最高のフィナーレを飾ってくれます。

もちろん、体力や技術が備わっていても天候が安定していなければなりませんので
運や何度も挑戦する気力なども必要かもしれません。

天を突く槍ヶ岳の北に伸びる稜線は
多くの岩峰を連ねて千天の出合へと稜を落としています。

昨年、上高地から水俣乗越を越え北鎌沢出合を目指しましたが、
日本海にあった台風が突然進路を南に変えたため、
槍沢ロッジにて敗退となりました。

今年は同じ道を歩くのはうんざりということで合戦尾根から登って貧乏沢を下り
北鎌沢出合を目指しました。

燕山荘での荘厳な夜明け。

天候が安定してくれるのを祈るばかり…。
小屋の情報では明日、明後日は傘マークがついている…。

でも天気図を見る限り悪くはなさそう。むしろ高気圧の圏内である。

私の経験による天候判断とあきらめの悪さにより、とにかく行けるところまで行こうと
貧乏沢を下りました。

道の悪い貧乏沢、水俣乗越から下ったほうが快適ですね~。


北鎌沢出合付近にてビバーク。

薪が湿っていて火つけに苦労するも無事着火!

これがないと楽しみも半減。

夜は満点の星空。期待が膨らみます。

2時に起床して2時50分に出発しました。

暗い中、北鎌沢を登ります。
北鎌の最初の試練。近くて遠いは北鎌のコル。なかなか近づきません!

コルへと這い上がり少し行くと展望が開け正面には独標が立ちはだかります。

独標のコルからは以前巻き道を行ったので、今回は当然直登ルート。

ハーケンの打ってある正面のフェースを直登するも登山靴にはそこそこ悪い。

登りきると裏にフィックスロープの下がるルンゼ状の巻き道を発見。
お客さんにはそちらを登ってもらう。

最初の一歩が高いので苦労していたが、ロープをピンピンに張ってあげてアシスト。
独標から先も沢山ピークを越えていく。

基本的には稜線通し。時折、千丈沢側を巻く。

北鎌平を過ぎると穂先は目前に迫ってくる。

最後のチムニーを越えて槍ヶ岳山頂へ16:00到着…遅い!?

ヒュッテ大槍まで行って本日の行動は終了。

ヒュッテ大槍から望む北鎌尾根。
朝日に照らされかっこいい!!

槍から見る笠ヶ岳は美しい。今日は最高の天気です。

今日は槍の肩を越えて千丈沢乗越より中崎尾根を奥丸山へ、
奥丸山からわさび平を経由して新穂高へ下ります。

中崎尾根途中から槍ヶ岳方面を見上げます。

どれが槍?

奥丸山にて滝谷やキレットの展望を満喫しました。

ここは最高の展望台ですが、訪れる人はまれな不遇のピーク。

わさび平へ下降してソーメンをいただく。

誰かさんが槍からの最短下降路とか言っていたが結構長かった…。

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とうもろこし

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お世話になっている清里のペンション・まんてん星より
獲れたてのトウモロコシがとどきました!!

新鮮なものは生でも食べられるそうです。

焼いたり茹でたりして食べまくりたいと思います!


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食卓

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暇な甲斐もあってテーブルが完成しました。

脚は加工済みのものを使用しましたが、天板のサイズに合わない為、
貫(ぬき・脚と脚をつないでいる木)を短くしてほぞを新たに切って、
穴も掘り直しました。

久しぶりに鋸や鑿(のみ)、玄能(金槌のこと)を振るいました!


仕上げはオイルフィニッシュ。

一般的なワックスなどで塗装すると表面に塗膜ができ、
傷や汚れから表面を守ってくれる反面、木材が呼吸できなくなってしまいます。

一方、天然油脂を使ったオイルフィニッシュではオイルが木の内部に浸透するので
木材が呼吸できます。

よって何十年も長持ちします。

さらに表面に膜がないので木本来の質感を味わうことができるのです。

今回はワトコオイルを使用しました。


やっぱり木の家具はいいですね。

ところで椅子がありません!!

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