アヒルと鴨のコインロッカー | 貴女の不調を元氣に整える運命星アロマカウンセリング

貴女の不調を元氣に整える運命星アロマカウンセリング

貴女の不調は、心のどこかで自分自身や自分の中のオンナの部分を否定してしまうから。
長年培ったアロマセラピー術で、身体の感情と記憶を解放。そして宿命を受け容れる東洋陰陽五行説&西洋占星術で、元氣を取り戻すカウンセリングをしております。

アロマセラピストの格闘なる日々


深夜枠のTVで放送されていた作品。

心に残る作品となりました。

先日観た「ウォッチメン」もボブ・ディランの

曲がかかっておりましたが、この作品では

名曲「風に吹かれて」が何度も口ずさまれていて

歌詞の『答えは風の中にある』

という、昔々のドラマ「愛という名のもとに」

ここでも、ボブ・ディランのこの歌詞が

名台詞だった事を憶い出しました。


「友よ、答えは風の中にある」

当時は「くっさいなーー」などと観ていたのですが(苦笑)。


最初のクレジットで「実際の撮影で動物を虐待してません」

(エンドロールでよく記載されてある)


とあって、どんな話なんだ?と。

私の場合、17年近くも一緒に過ごして

生まれて果てるまでみてきたワンコの存在があったので

琴美ちゃんの行動はよく理解できました。

私だったらあの3人組・・・迷わず※ボテクリくらす!!!

(※博多弁で、最上級にボコボコにする、という意味です)

おいおい、人間よりワンコが大切なのかって

怒られそうですけどね。


私は弱いモノ苛めをしたり、人を間接的に中傷するような

ヤツは好きではありません。

ヤルなら自分より強いヤツと勝負しろ、

言いたい事があるなら遠まわしに言わず、ハッキリ言え。

それを信条に生きてるもんですから。


そう思う故に、瑛太君、そして出番が少ないながらも

圧倒的な存在だった松田龍平君が、カッコ良く感じました。


この映画で出てくるブータン留学生。

ブータンは国民一人一人の幸せ指数が高い国だと云われてる

そうです。生まれ変わりを信じていて、死を恐れない国民性。

私は死について考える時、自分の前世や後世に拘りはありませんが、

自殺だけは何があってもいけないと思っています。

勿論、そんな命の価値は私が決める事ではないし、

死後の世界を知る由もないのですが

自殺をしても楽になるどころか、ますます苦しみそうな気がするのです。

死しても魂は続くから逃げられない、と勝手に思い込んでいます。


この作品で、因果応報という言葉が出てきますが、

この作品を観ていたら人間は天使と悪魔の両方を備えていて


そのバランスを保とうと生きているとしても、


哀しいかな、正しい人が切ない結果を辿り

誤った人間がこの世界を堂々と歩いている・・・。


人間社会とは、腐ったものなのかとさえ思ってしまう。

最近、思いやりのかけらもない酷い世の中になったと感じます。

利己主義で。車の運転も譲り合う精神がなくて、

女性の言葉も随分汚くなったし(私も言えた義理じゃないですが)

セックスを快楽にして、子供が出来たらトイレで出産して

切り刻むような未熟な母親・女子高生。娘に売春させる親。


この作品を観て、切なくなってこのように

思わず厭世観漂っちゃいましたが

でも、思ったよりも『どよーーーーーん』とこなかったのは


何故でしょう。そんな不思議な映画でした。


観た後に甥っ子をみて、未来のためにもっと強い自分でありたい、

と思ったゆみ助なのでした。