(解説)
群ようこが本作のために書き下ろした小説を、
荻上直子監督が映画化した人間讃歌。
凛とした佇まいの中に優しさをのぞかせる食堂の店主役には、
テレビドラマ「やっぱり猫が好き!」などで活躍する小林聡美。
共演は『過去のない男』のマルック・ペルトラや片桐はいり、
『ALWAYS三丁目の奇跡』のもたいまさこ。
この個性的な面々がフィンランドの首都ヘルシンキを舞台に、
のんびりゆったりとした交流を繰り広げていく様子を
見るだけで幸せな気分になれる。
(シネマトゥデイより)
(あらすじ)
サチエ(小林聡美)はヘルシンキで“かもめ食堂”を始めたものの
客はゼロ。ある日彼女は最初の客で日本かぶれの
青年トンミ(ヤルッコ・ニエミ)にガッチャマンの歌詞を教えてくれと
言われるが、出だししか思い出せない。
彼女は偶然本屋でミドリ(片桐はいり)を見かけ……。
(シネマトゥデイより)
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先輩が超オススメ!と絶賛されていた作品。
確か2月か3月頃頂いてたのですが、拓ちゃんにすっかり夢中に
なっていて拓ちゃん作品ばかり繰り返し観ていました。
あとは新作映画で観たい作品がいっぱいあって、いつかいつか
と思いつつ、この週末にやっと観ることが出来ました。
毎回間違って「つばめ食堂」と言い間違ってしまい、
この作品のファンの友達をマジ切れ寸前にさせてましたが
多分、もう間違えないと思います。本当にゴメンナサイ
感想はひとこと!「笑えてほんわかする」。
先輩は「ガハハ!ではなく、プッと笑える作品だよ。」って
おっしゃってましたが、私は結構、ガハハ!と笑えました。
小林聡美さん、片桐はいりさん、もたいまさこさん、
この3人の女優さんたち、最高です!!
美味しそうな画像盛りだくさんで、かなりお腹がすきます(笑)
それにしても、小林聡美さんはきちんと料理される方なんですね。
包丁さばきでわかりました。私は料理はするけど、包丁さばきが
コワかぁ!と母からよく怒られるので・・・反省!!
「転校生」から小林聡美さんを知ってますが、この作品では
聡美さん、まだ10代だったと思うんですけど、
男子生徒(尾美としのりさんだったかな?)と体が入れ替わる役で
脱いでいた記憶があり(違ってたらスイマセン)、
若いのに俳優さんって大変な仕事だぁ、などと思ってました。
あれから20数年、聡美さん、すんごくお綺麗になりましたねぇ。
美女ではないんですけど・・・私、じーっと見惚れてました。
TVドラマでは結構ツンケンした役をされる感じがするのですが、
この「かもめ食堂」店主のサチエさん役は飄々としていて
執着心の無い感じがとても良かったです。
こんな女性になりたいなぁ、と心から思いました。
もたいまさこさん、何かわかりませんがカッコよかった。
素敵なおば様って感じです。片桐はいりさんもとても面白かった。
癒し系映画って感じでカテゴリー括りたくないですけれど、
久々にほのぼのとしていて心洗われた作品です
観た後、炊きたて白御飯を手塩で握っただけのおにぎりが
食べたくなりました~