ピアノ調律師│東京・神奈川・埼玉・千葉
フリーランス ピアノ調律師 三島友比古のブログ🎹
“自然なピアノ”をテーマに、ご希望をお聞きしながら弾きやすいピアノを一緒に目指します。
ご家庭のピアノ・音楽教室・演奏会・レコーディング・公共施設などの調律を承っております。
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◆どんな音を聴いて調律するか─左手の重要性
─実家のベルトーンNo.175の調律─
実家に寄ったときには弾いたり、
メカニックを修正したりはしていましたが、
調律はいつ以来でしょう…
除湿も加湿もしていませんが
環境が良いらしく大きな変化が起きていません。
ピッチも440Hzをキープ。
大好きなピアノなので
正直このままでも十分楽しめるのですが、
久しぶりにリフレッシュしてみます。
─ どんな音を出すか ─
”調律の技術”というと、
右手で調律の道具(チューニングハンマー)を
いかに細かく正確に操作するか、というところに
注目しがちかもしれませんが、
左手でどんな音を出すか。
音の出し方、あるいは弾き方の技術というものも
とても大切な要素だと私は考えています。
実際は右手と左手の内容は連動しているので
スパッと分けられるものでも無いのですが、
とにかく音の出し方、
つまり鍵盤の弾き方については、
それを一生かけて追い求め続ける方々がいるほど
奥深いものであるはずですから、
調律をするときも
ただ単に音が出ればいいというよりは
意識を通して鍵盤に触れ、
音を出すことを心掛けています。
実はこの試行錯誤が
結構な回り道に繋がることも
無くはないのですが、
それもまた経験…
というのが一つと、
“音の出し方”については
私は向き合い続けたいところなので
一時的に遠回りになってもトライし続けます。
─ 改めて『よく聴く』 ─
ピアノのある部屋は
壁が近くでよく反響します。
その中にあって
直接的な音色にならないように、
よく音を聴いて調律を進めます。
普段から
よく音を聴いているつもりでしたが、
この環境は
またよく聴こえます。
小さく弾いても
高く、遠く伸びていくように
倍音がキレイに重なっていくように
調律していきます。
─ 88の鍵盤から1つの楽器へ ─
お引き渡しがあるわけではないので、
作業後に改めて自分で弾いてみます。
そんなに大きく狂っていたわけではありませんが、
ばらつきは出てはきていたので、
タッチが揃って
弾きやすくなったと思います。
いい感触を得られたので
明日以降の現場にも還元していきたいと思います。
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