ピアノ調律師│東京・神奈川・埼玉・千葉
フリーランス ピアノ調律師 三島友比古のブログ🎹
“自然なピアノ”をテーマに、ご希望をお聞きしながら弾きやすいピアノを一緒に目指します。
ご家庭のピアノ・音楽教室・演奏会・レコーディング・公共施設などの調律を承っております。
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ピアノのタッチはメカニック&音で追う─レコーディングスタジオ・スタインウェイO-180の調律
─ 好きな空間 ─
ピアノのコンディションは相変わらず良くて、
ピッチに多少の変化はありますが
これは通常の範囲。
電球色の灯りに
壁の木肌が温かく照らされて
何だか優しい気持ちになれてしまう不思議な部屋。
そのおかげか
高い集中力をもって音と向き合うことができます。
─ タッチを確認 ─
鍵盤をひとつずつ弾いていって
タッチを確かめていきます。
●メカニックの調整が合っているか
●メカニックの調整が隣と揃っているか
●音側の問題はないか
私は主にこの3点を意識して
チェックします。
温度湿度で簡単に変化してしまうのが
ピアノですから、
物理的なベストポイントは
もちろんあるのだと思いますが、
ギリギリに合わせ過ぎて
ちょっとでもそこから変化したら
逆に不具合が出る…なんてことは避けたいので、
ベストポイントと安全圏の狭間で悩みつつ
その幅(調整が合っていると言える範囲)の中から
程よい落としどころを探ります。
かつ、
それが隣と揃っていることも大切です。
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【例】自転車で道を走る
●はじめ、平らな道を走っている(基準)。
●途中から、基準よりちょっと道が下がる。
●さらにその先で、基準よりちょっと上がる。
基準より“ちょっと下がる” ”ちょっと上がる”は、
道路を作る側としては
ちょっとした誤差かもしれませんが、
自転車に乗っている人からすると気になるし、
特にちょっと下がったあとのちょっと上がるのは
結構な段差に感じるはず。
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わかりにくかったらすみません。
誤差は少なくても
傾向がバラついていると気になる
…ということでした。
あとは
音の問題でタッチに違和感が出るケースも。
ノイズが混ざっていたり、
音の出方がパーンだったりポワーンだったり、
音色が明るかったり暗かったりすると、
フレーズを繋げるのが難しい、
演奏に集中できない…などの原因になります。
調律や整音でこういったものを直すと
違和感が解消されたりしますが、
これはメカニックがある程度整っている前提です。
─ 満面の笑顔 ─
調律して、目立つ音を整音して、
ピアニストさんがいらしていたのでお引き渡し。
『あー!』だったか『おー!』だったか、
とにかく満面の笑みで喜んでくださり、
アーティストは表現者ですね。
とても嬉しかったです。
ありがとうございました。
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