ピアノ調律師│東京・神奈川・埼玉・千葉
“自然なピアノ”をテーマに、ご希望をお聞きしながら弾きやすいピアノを一緒に目指します。
ご家庭のピアノ・音楽教室・演奏会・レコーディング・公共施設などの調律を承っております。
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◆ダンパーペダルの踏み心地は調整できる?─踏み心地と響きの関係

─ 千葉県デー ─
 
午前が白井市のボストンアップライトのお客様、
午後は船橋市のヤマハアップライトのお客様。
 
日程調整にご協力くださり
誠にありがとうございました。
 
帰り、高速に乗るまでの道が
ものすごく混んでまして、
 
これが結構疲れたようで
帰宅後からもう頭が回りませんが、
 
毎日更新が基本なので、
 
弦とダンパーとの距離のことを
ざっくり書かせていただきます。
 
 
 
─ ダンパーのざっくり豆知識 ─
 
ダンパーフェルトの形は
●平(ひら)止め:平面
●3本止め:W型
●2本止め:V型(三角)
●1本止め:凹みたいな形
…といった種類があります。
 
呼び方は人それぞれですが、
たぶん上記で通じると思います。
 
 
ダンパーペダルを踏んでいくと
始めは遊び部分。
そのあと効く部分(ダンパーが上がっていく)になり、
効き始めてからは、
踏む量に応じてダンパーが弦から離れていきます。
 
 
ポイントは、
●グランドとアップライトでペダルの感触が違う
 →グランドはダンパー自体の重さがかかっている
 →アップライトはバネの反発力を感じる
 →アップライトのほうが可動域が大きい
 
●ダンパーが弦から離れるほど音がよく響く。
 →踏み込み具合で表現を変えられる
 →MAX踏んだときのダンパーの上がり量が多いと、響きすぎてうるさく感じることもある
 
●遊びの量(効き始めのタイミング)は調整できる。
 →ネジで調整可能
 →基準を意識しつつ、弾き手にフィットするように
 →遊びが少ないと、足を置いただけでダンパーかかってしまう
 →遊びが多いと、ダンパーの操作範囲が狭くなる
 
※日頃アップライトに慣れていると、レッスンや本番のグランドで踏み換えがうまくいかなかった…なんてお話もお聞きします。
 
 
この3点を気にしつつ、
ピアノのある部屋の響き(聴こえ具合)と
弾き手の踏み心地も考慮して、
 
ご希望をお聞きしながら
程よいところを目指します。
 
 
 
─ まとめ ─
 
ダンパーペダルの踏み心地は
ある程度の操作ができます。
 
また、
それによって響き方や聴こえ方も変わってきます。
 
ペダルが重かったり、
踏み換えがうまくできなかったり、
他にも何か違和感があるようでしたら、
 
調律師さんにご相談されることをおすすめします。

 
 



 





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