練馬区と武蔵野市の境目に住んでいます
フリーランス ピアノ調律師 のブログ🎹
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◆午前:音楽教室さん・ヤマハC3Xの調律(1.5h)
年間2回分の調律ご予算をいただき、
うち1回分を分割して
3hのメイン調律を1回、
1.5hの修正作業を2回でお伺いしています。
2月のメイン調律以来でしたが、
中音ピッチは442→445Hzになっていました。
(低音域は442Hzから微増程度)
これは例年通りの変化です。
エアコンと除湿機を
1時間前に入れてくださっていて、
温度27℃、湿度45%
かなり快適な環境でした。
ピアノの狂い方を見ると
ご不在の間には温度湿度の変化がありそうですが、
冷房と除湿機を入れればしっかり効果が出ると
判断できます。
これらを四六時中入れておくわけにはいかないのも
理解できますので、
楽器の状況はお伝えしますが、
空調管理はお気に留めていただき、
調律は回数を入れてくださっていますので
与えられた時間をできるだけ有効に使います。
───
『高音がしっかり鳴って欲しい』
これは調律が狂って共鳴力が落ちていることと、
ハンマーがズレてしまって
当たりどころが悪いことの2点が主な原因で、
ハンマーのズレは直しても
ずっと良い位置で弾かれていた音と比べると
どうしても差は出てしまいます。
まだご購入から3年ほどの若いピアノなので、
ご使用の中で馴染んでくるよう仕込みます。
あとは接点のノイズが出ていたので磨きます。
(写真:キャプスタン=サポートヒール間の磨き)
そして調律は60分ほどで2周して442Hzへ。
───
ご試弾いただくと、
やはり高音のハンマー位置を直した箇所は
違いが気になるようでしたので、
状況をお伝えしました。
また秋の修正時に様子みます。
ありがとうございました。
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◆午後:川崎市多摩区のお客様・ヤマハU3Cの調律
1964年製。
深みのある木目と、
落ち着いた艶っぽさのある音色が調和して、
このピアノならではの個性を形づくっています。
小さい頃から弾いていらしたピアノを
今も続けていらっしゃいます。
特に違和感もないとのことですので、
こちらで気になったところを直していきます。
ピアノの屋根や鍵盤蓋のヒンジのネジゆるみを
増し締めして、
鍵盤まわりのばらつきが気になったので修正。
調律して、
外装を付けてから整音を見直して、終了です。
ありがとうございました。
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