練馬区と武蔵野市の境目に住んでいます
フリーランス ピアノ調律師 のブログ🎹
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆レコーディングスタジオ・スタインウェイD-274の調律
半年ぶりに伺うレコーディングスタジオ。
フロアに入ると、一面、譜面台。
ピアノは奥のブースです。
エンジニアさんと軽くご挨拶。
ピアノの様子やUP時間の確認などをして、
ブースの扉を閉めたら
静かにピアノの状態チェック。
まずは目視、違和感なし。
ペダル関連も問題なし。
そして1音ずつ鍵盤を弾いて音を聴きながら
この部屋、このピアノに自分を馴染ませていきます。
指にカツカツした感じが気になりますが、
直近の調律は数日前にピッチ変更とピッチ戻し。
数値は戻っていても
やっぱり楽器としてはバランスは崩れますね。
中低音域が高く、鍵盤が本体から浮いている。
これは今の時期の変化として妥当です。
どちらも湿度で木が膨張して反るのが原因です。
メカニックの様子もチェックして
中音ピッチは441Hzあり。
気になるところを直しながら
調律を進めていきます。
───
調律終了後、もともとお引き渡しは無しでしたが、
ちょうどブースへ入っていかれるのが見えたので
お声掛けして、お引き渡し。
『これ結構古いピアノですか?
この前に違うスタインウェイを弾いたけど、
ずいぶん感じが違う』
とのことで、
前に弾かれたのは2000年入ってからのモデルで、
これは1970年代後半のもの。
使用頻度、経年変化含めて
楽器のキャラクターは違いますね、ということは
お伝えしました。
この会話は見事にマイクに拾われていて、
帰りがけにエンジニアさんから
『注釈ありがとうございます!』と笑
壁に耳ありです。
ありがとうございました。
━━━━━
◆練馬区のお客様・ヤマハC5Xの調律
納品から4年。
始めの1年半くらいは
3ヶ月ペースで調律をご依頼くださり、
今は冬と夏、半年に1回ペース。
さすがにピッチなど季節変化はありますが、
メカニックの基本的な調整は落ち着いています。
最初の1年半の3ヶ月ペースが効いています。
『もうすこし重くできますか?』
続けてお話をお聞きすると、
音がパッとすぐ出てしまうとのこと。
メカニックの状態は概ね良く、
音の発声の印象が場当たり的なのと、
鍵盤の動きがしぶいのを滑らかにすることで
タッチに深みが出るかなと見立てて、
鍵盤接点の掃除をして調律。
一旦ここで弾いていただくと、
『重くなった!
…でも、もう少し軽くできますか?』
とのことで、少しずつ手を入れて、
無事に『こんな感じ!』をいただきました。
こちらも「よかった〜」とひと安心。
ありがとうございました。
【公式LINE】
お問い合わせ用にお使いください。
ご登録時の自動返信のみで、
それ以外にこちらから何かを配信する予定はありません↓
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
登場させて頂きました↓
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【おすすめ温湿度計】
正確、お手頃価格、スマホで継続したデータが見れる↓
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
本日もご覧下さりありがとうございました!
【エッセンスのホームページ🎼】
【エッセンスの公式LINE🟢】
【エッセンスのインスタグラム📷】