練馬区と武蔵野市の境目に住んでいます
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◆レコーディング、2日目─スタインウェイD-274の調律
 
まず写真は今朝から今日のレコーディング中の
ステージ温度です。



 
①:ホールスタッフさんが8:30頃にエアコン入れてくださった
②:プレイヤーさんのウォームアップが終わってレコーディングスタートするのでエアコンをOFF
③:昼休憩でエアコンを一時的にON
④:レコーディング終了、温湿度計を回収
 
SwitchBot、便利です。



 
夜の間に29℃くらいまで、
湿度は69%まで上がっていましたが、
今朝は早めにエアコンを入れてくださったので
9時ホール入り時点ですでにおよそ25℃の60%ほど。
これはありがたいです。
 
───
 
ピアノのコンディションは
昨日の朝より遥かに良いです。
 
今朝の調律時間は1時間。
同プロジェクトなので、
基本は昨日終わりの維持です。
 
ピアニストさんができるだけ違和感なく
2日目をスタートしていただけるように
昨日弾かれた足跡をたどって
違和感を直していきます。
 
───
 
調律というと、
1音がだいたい3本の弦の同時発声なので
“3本の弦をどう合わせるか“
というイメージがあるかもしれません。
 
もちろんその要素はありますが、
その一歩手前、
“弦1本1本の鳴り方”も私は大切にしています。
 
何のこと?と思われる方も
いらっしゃるかもしれませんが、
これは実際に聴いていただくとすぐわかります。
弦は同じように見えて、
実は1本ずつ鳴り方が違います。
 
ここがアコースティック楽器の
おもしろいところですが、
弦自体のキャラクターの違いもあれば、
外部要因(引っ張られ方、収まり方など)もあり、
 
調律では外部要因を整えて
それぞれが同じ方角を向いてくれるようにします。
 
今朝は、
昨日ピアニストさんと話したことや
残された足跡をもとに
1本1本を見なおして整えていきました。
 
───
 
結果、
スムーズにレコーディングに入っていただけた
ようで、ホッとしました。
 
私はわりと毎回の合間で細かくチェック、
修正するタイプでしたが、
プロデューサーさんから
そんなに細かく行かなくてよいよとのことで、
とにかく演奏があまりに素敵で
ヘッドフォン越しに聴き入ってしまいました。
 
───
  
そして今回、意外にも気付いたことは、
私は仕事をいい仕上がりにできたことより
ピアニストさんの笑顔のほうが嬉しい。
 
甘っちょろいかもしれませんが、
私にとってより価値のあるのはそちらのようです。
 
思い返せばこれまでもそうだった気もします。
その笑顔をモチベーションに
次の仕事も頑張ってこれたように思います。
 
───
 
この場に仕事として携われる幸せと、
単純に音楽好きとして間近で音楽に触れられる幸せ。
 
プログラムには
知らない美しい曲がいくつもあって、
ぜひ多くの方に聴いていただきたいと思いながら
耳を傾けていました。
 
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