練馬区と武蔵野市の境目に住んでいます
フリーランス ピアノ調律師 のブログ🎹
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◆午前:レンタルスタジオさん─ベーゼンドルファーMod.170の調律
今日は雨模様でしたが、室内の空気は快適。
湿度管理をよくしてくださっているので
音もこもらず、安定していてありがたいです。
ピッチはちょうど442Hz。
まずは各ネジしめの確認。
ピアノの脚、ペダル回り、そしてピアノ椅子。
ゆるんでいると怪我につながる箇所からチェック。
安全第一です。
ピアノ椅子は座るとギシギシ…
きしんでノイズが出ていたので、これも解消。
こう見ていくと、どれも下側ですね。
続いては上側。
主には開閉の多い箇所がゆるみやすく、
グランドピアノの場合は屋根や譜面台など。
ゆるんだまま使っているとネジ穴が壊れて
ネジが効かなくなってしまうので、
毎回の調律の際にチェックします。
メカニックや調律は比較的安定していますので
変化は修正しますが、
基本的には楽器に抗わないようなメンテナンスを
心掛けています。
不特定多数の方がご利用されますが
皆さまに心地よく弾いていただけたら嬉しいです。
スタッフさんとピアノの状態や稼働率など
お話しして終了です。
ありがとうございました。
◆午後:戸田市のお客様─アトラスA22Hの調律
アトラスは浜松にあったピアノメーカー
“アトラスピアノ製造株式会社”のピアノです。
このピアノは50年弱ほど経った楽器で、
『鍵盤がすぐ戻らなくなってしまう』
何度直してもらっても再発するとのことで
ご紹介で初めてお伺いしましたのが5年前。
鍵盤が戻らない原因は
“弾いたときに鍵盤の手前が外装に噛んでしまう”
これは意外とある不具合です。
解決方法は、噛んでしまう外装のネジをゆるめて
突板などを挟んで隙間を作ると
だいたい解消します。
※写真はサンプルです
これまで買い替えも勧められてきたそうですが、
『おばあちゃんが買ってくれたピアノ』だからと、
何とか使っていきたいとのご要望。
胸が熱くなりました。
たしかに古いピアノではありますが、
ピアノの価値は年数だけでは計れません。
ピアノと共にある思い出も大切にしたい。
できるだけ長持ちするような方向で
メンテナンスを重ねています。
接点ケア、調律はピッチ440Hz
調律後にご試弾いただき、
違和感なしでひと安心。
ありがとうございました。
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