練馬区と武蔵野市の境目に住んでいます
フリーランス ピアノ調律師 のブログ🎹
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◆ベヒシュタイン技術者の会─研究会─
『ピアニスト川口成彦の視点で探る
ベヒシュタインでの表現の可能性』
@杉並公会堂グランサロン
川口さんの演奏に
いつの間にか意識が虜にされていました。
ご自身でもおっしゃっておられましたが
『語るような』音楽。
曲が終わっても、拍手したくない
このままずっと余韻に浸っていたい
そんな時間でした。
さらに曲間のお話も非常に興味深いもので、
会員向けのレクチャーでしたが
このような機会を与えられたことに
心から感謝です。
会場へ入ると
前には2台のグランドピアノが。
左には、
木目の美しい1867年製のベヒシュタイングランド
(並行弦、突き上げ式シングルエスケープメント)
右には、
黒艶のベヒシュタインコンサートグランドD280
これは会場の常設ピアノとのことでした。
まず始めに
1867年製のピアノの
シングルエスケープメントについて
説明をいただいて、
その後からマイクは川口さんへ。
お話と演奏を交えたレクチャーでしたが、
演奏は2台を使い分けて。
演奏が始まると
会場の集中力がグッと高まるのを感じました。
古いピアノと現代のピアノをそれぞれ
『情緒』『まばゆさ』と表現されていて、
確かにD280のほうが音色に光の量が多く
音量も大きく出るのですが、
1867年製のピアノの音は、
あたたかさ、深みなど
また違った要素が感じられました。
たくさんのお話の中で
特に心に残ったお言葉が↓
『古いほうのベヒシュタインを弾いていて
ショパンの残した細かい指示まで
こだわりたくなるような感覚を受けた。』
ピアノを弾いて
より深く音楽をしたくなる、というのは
弾き手と楽器の理想的な関係だろうと
思いますし、
その間でお手伝い(調律)ができることは
幸せだと思いました。
道標をひとついただきました。
ありがとうございました。
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