練馬区と武蔵野市の境目に住んでいます
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珍しい電車移動デー
およそ10kgの鞄が
肩にグッときます…
 
 
階段でフロアへ上がると
スタッフさんがすでにマイクや椅子、譜面台など
セッティング中。
 
隣のブースのガラス越しに
ヤマハC7が見えました。
  
ご挨拶して
ピッチとアップ時間を確認。
 
今日は440Hzから441Hzへ
ピッチ変更です。
 
※「ピッチ」とは音の高さのことで、基準のラ(右ペダルからまっすぐ上にあるラ)の高さを【基準ピッチ】、略して「ピッチ」と呼んでいます。
 
 
 
レコーディングスタジオさんでのピッチは
441Hzが多いですが、
 
時折442Hzや440Hz指定のプログラムが入ると
ピッチを変更して調律します。
 
ですので、恐らく前回が440Hz指定で
今日が通常の441Hzでのご利用なのだと思います。
 
 
 
ピッチ変更はリスクがあります。
音の高さを変える=張力を変えることですので、
 
ピッチ変更なしと比べて
調律が不安定になる確率が上がります。
(弦切れのリスクも
 ピッチ変更なしと比べると高くなります)
 
昨日の投稿でも書きましたが、
安定性を考えると
弦はできる限り動かしたくない。
 
それでもピッチ変更の場合は
どうしても大きく動かさなくてはならず、
かつ安定させなければいけませんので、
私はだいたい2周調律します。
 
 
張力が変わると
弦の落ち着き具合だけではなく、
ピアノにかかる負荷が変わり
多少なりともピアノが動きますので、
 
まずはザッと(20分目安)全体的にピッチ変更して
張力をだいたいのところへ持っていき、
 
そうするとピアノもそれに合わせて動きますので
それからちゃんした調律をします。
 
 
 
ブースに入り、
張りつめたように静かな空間で
内部メカニックのチェックをしてから
調律スタート。
もちろん2周します。
 
1周目はスピード勝負。
ピアノの張力バランスが一旦崩れますので、
 
私の主観では
指先に感じる音の感触が失われ
雑で硬いものに触れているかのようになります。
 
逆に2周目では、それが回復するように
感触こーい、感触こーいと願いながら
待ちつつ、促しつつ。



 
次第にピアノが安定していくと
感触が戻ってきて、ホッとしました。
 
 
 
今日はピアノは後録りのため
ピアニストさんはいらしておらず
お引渡しは無し。
 
スタッフさんや
他の演奏者さんとご挨拶して、終了です。
 
ありがとうございました。




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