練馬区と武蔵野市の境目に住んでいます
フリーランス ピアノ調律師 のブログ🎹
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◆午前:音楽教室さん─アポロSR-8の調律
『鍵盤にもったり感がある』とのご相談。
弾いてみると、確かに。
鍵盤を弾くときよりも
弾いたあとの戻りが『もったり』している感触。
鍵盤はシーソーのように動きますが、
何かがスムーズにいってなさそうです。
考えられる原因は↓
【1】:汚れで鍵盤の動きがブレーキ
【2】:鍵盤の前後の角度
【3】:音がこもっている
【1】
その動きの軸に汚れがたまったり、
軸と鍵盤の接点がきつくなったりして
動きが鈍くなることがあります。
前回きれいに磨いたので
今日はから拭きのみ。
それでも動きがスムーズになるのが
指先で感じられます。
【2】
(水平を目安に)鍵盤の手前側が
弾いていないときは奥側より少し高く、
弾いたときには奥側より少し低くなるように
修正しました。
【3】
昨日も投稿しました通りで
音の反応が鈍いと指の感触にも影響します。
それらの作業中、
先生が横でご覧になられていて、
身近でも意外と知らないピアノの中身を
鍵盤をバラして掃除しながら
内部のこと、修正内容などお話しできました。
調律後のご確認では
ショパンのワルツなど弾いてくださり
『音がきれい』
『タッチの感触もいい』
との笑顔に私もホッとしました。
ありがとうございました。
◆午後:江東区のお客様─ボストンGP-178Ⅱの調律
『またこの音が薄くなってきた』
中音域の1番下の音。
駒の端っこ、響板の端っこ。
(写真は別ピアノの響板割れを撮ったもの。
位置のご参考まで)
いわゆる楽器の「デッドスポット」
大掛かりな作業はご希望されていないので、
現場でできることをします。
周囲の音になじませて
できるだけ違和感を無くします。
普段は屋根を閉じた上に譜面台を乗せて
弾かれているそうなので
調律後に、その状態で確認、修正。
時間いっぱいまでねばり、
ご確認いただきます。
全体的には『きれいですね』とのお言葉を
いただけましたが…
やはり…あの音が…
それでもオッケーをいただけましたので、
また次回のご相談をして、終了です。
ありがとうございました。
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