練馬区と武蔵野市の境目に住んでいます
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午前、大先輩の調律を見学。
ベーゼンドルファーMod.290
@東京文化会館 小ホール
 
日本ピアノ調律師協会主催の企画で
演奏会チケット購入者に向けて行われる
公開調律に参加しました。
 
普段は事務所で談笑したり
食事に連れて行ってくださるにこやかな大先輩も
さすがにピリッとした表情。
 
客席には調律師たちがずらり
(私もその一人…)
 
いつものホール調律とは違う張りつめ方をした
異様な空気感。
 
 
 
とてもシンプルに見えてしまうほどの
洗練された作業。
 
長年の経験と技術の蓄積 
そのすべてが凝縮された2時間
 
改めて感じました。
いつもにこやかな大先輩は
やっぱり偉大な『雲の上の人』でした。
 
 
 
調律後の質疑応答で
印象に残った言葉がありました。
 
(何度も内部調整を確認していたことについての問いに)
『ピアノは365日、
 時間と共に常に変化しているもの
 …という認識で向き合っています』
 
これはまさに本質です。
 
木・鉄・フェルトで造られているピアノが
一度調整したからといって
もう安心…なはずがありません。
 
ベーゼンドルファーに限らずですが、
ピアノは何度も確認と修正を繰り返し
だんだんと安定させるものだと私は考えています。 
 
 
 
もうひとつ印象に残ったのは、
『ベーゼンドルファーは
 オルゴールのような楽器』
 
これはわかりやすい表現で、
さすがと思いました。
 
ベーゼンドルファーの構造の特徴として
弦の張力の支えを受け持つ部分と
響きを担う部分が明確に分けられていることが
挙げられます。
 
響きを担う部分は
弦張力の負担を負わず、
 
自由に、リラックスして
音を響かせることができます。
 
ベーゼンドルファーの魅力のひとつ
柔らかな歌い出しが生み出される理由です。
 
 
 
今日調律されたピアノがどう弾かれ、
どう変化していくか。
本番も聴けたらよかったのですが、
 
午後はお客様宅へ移動です。
『お客様を第一に』
私たちの共通の意識です。
 
大先輩にご挨拶して、会場をあとにしました。






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