午前は演奏会の調律(ベーゼンドルファーMod.225)、
午後はチェコのピアノ【ペトロフ】のお店に行って、
夕方から横浜市港南区のお客様の調律(ヤマハC3+サイレント)へ。
午前のホールさんは固定式反響板なので
天板・側板組みは無く、
ご依頼の時間通りにスタートできます。
前回調律は今月内なので
ピッチは442Hzがキープされていました。
今日はお引き渡しは無しでしたので
時間で終了です。
ありがとうございました!
夕方のお客様のヤマハは
前回が3月。
温度湿度が今と逆の季節でしたので
今日のピッチは445Hz→442Hzへ下げました。
ベーゼンドルファーのピッチ変更は
安定させるのがなかなか難しいと
私は感じていますが、
ヤマハはさすがの安定感。
またお客様宅のピアノは
ここ数年はずっと私が調律させていただいてますので
変化量が多くても
案外落ち着いてくれやすかったです。
ただ湿度が高く、
内部メカニックの状態があまりよくありませんでした。
もし湿度の影響による自然な変化だとしても
直したほうが良いレベルでしたので
全体的に通常の状態を目指して修正。
調律、掃除をして
外装も組んで全体を再確認して
お客様にご確認いただいていると
左ペダルの変なノイズ…
ただの駆動音ではない…
そしてシフトの動きがどうもおかしい。
ポイントを順番に探り、
筬の下面と棚板上面の木の表面が
湿気でベタついていたので
ペーパーをかけて新しいきれいな表面を出すと
無事解消。
最後にまた確認いただいて、終了です。
ありがとうございました!

チェコのピアノ【ペトロフ】
その日本総代理店『ピアノプレップ』の山内さん↓
https://www.pianoprep.jp/cont8/main.html
ペトロフをお持ちのお客様がいまして、
ちょっとご相談にきました。
写真はペトロフのアップライト
木目の美しさ、
ちょっとしたカーブデザインの魅力
…とても写真にはとてもおさめられませんでした。
木目の艶消しが私は好きです。
弾かせていただくと
とても身近な…というか、
優しい友だちのようなピアノだなぁと感じました。
【おすすめ温湿度計】