練馬区と武蔵野市の境目に住んでいます
フリーランス ピアノ調律師 のブログ🎹
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音楽教室さんの発表会(スタインウェイ D-274)の調律へ
実は意外と知られていないかもしれませんが
会場さんによっては
調律で2時間いただいていても
実質1時間半、みたいなケースがあって
例えば、9時になったら
舞台さんがピアノをピアノ庫から出してくださり
ステージの天板・側板を組んで
それからピアノをステージ上に出していただきます。
ここまで15~20分くらい。
調律を10分前には終えて
主催の方とやり取りさせて頂くことを考えると
調律は実質1時間半という感じです。
これでピッチが違っていたり
ピアノが冷えていていたり
調律・調整が不安定だったりすると
結構大変です。
天板・側板を組んでいる間に
舞台袖で作業を始めることもありますし
待つこともあります。
これは、ピアノの状態や
ピアノ庫の中と外の空調の差など
色々な要素を踏まえて判断します。
が、どちらにしても
舞台袖とステージでは環境が違いますので
袖で作業を始めていても
ステージに出したら再確認に時間を使います。
今日は、
先週に調律が入っていましたが
ピッチが443Hz
しかも全体的に443Hz
湿度の影響による変化の場合は
主に中音域が上がりますが
全体的に高い場合は…どうなのでしょう。
ただ、フレームはやや冷たい。
ステージに出したらライトで温まるかな
温まったら下がるかな
舞台袖で15分待ってる間に少しでも下がるかな
もしくは、
ここでザッと442に下げてしまったほうがいいか…
今日はステージに出すまで待って
袖では内部の変化の修正のみにしました。
結果的には
ステージに出してもピッチは下がらず
調律を2周して442Hzに下げました。
舞台袖で調律始めておけばよかった!!
このホールさんでピッチ変動は
今までありませんでしたが
もし次に同じ状況になったら
袖でスタートしようと思いました。
リハを聴きながら
先生方とご相談してピアノ位置を決めて
色々お話しして、終了です。
ありがとうございました!
帰りがけに
付近のお客様の手直しに寄らせていただいて
興味深い音楽トークを。
ジャンルを問わず
音楽がお好きな方のお話は
とても引き込まれます。
ありがとうございました!
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登場させて頂きました↓
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