練馬区と武蔵野市の境目に住んでいます
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3月の産経新聞の記事ですが
読み返してみました↓
 
 
坂本龍一さんの調律師といえば酒井さん
そんなイメージがあります。
 
 
記事の中で印象的だったのは、
(以下、記事内より抜粋)
―――――――――――――――――――― 
『調律師は、
 ピアニストの抽象的な表現による求めを
 的確に〝翻訳〟し、
 音として実現しなくてはならない。』
―――――――――――――――――――― 
『かつての坂本さんは酒井さんに、
 「長く鳴り、しかし、揺らがない、まっすぐな音」
 に調律することを求めた。』
―――――――――――――――――――― 
『だが、今回の撮影の際、
 坂本さんは体調に合わせて
 鍵盤の反応を弱くすることを求め、
 そのうえで「全体に暗く、ダークな音」
 にすることを望んだという。』
――――――――――――――――――――
 
 
 
〝翻訳〟というのはまさに大切なことで
例えば記事中の
『鳴り』
『暗く』
『ダークな音』
といったものは、
 
人によって、あるいは時によって
何を指しているのかが違う可能性があって
 
何をもって『鳴って』いるのか
何をもって『暗』いのか、また『ダーク』なのか。
 
そこをこちらの勝手な解釈ではなく
あくまで弾き手の方の基準で追っていき
『音として実現』していくことなのだと思います。
 
 
 
また、
例えば『ダークな音』を求められたとして
 
もう何を弾いてもとにかくダークなのか、
それともダーク "にも" 弾ける状態がいいのか
 
もしかしたら
『ダークをよりダークに伝えるために
 曲の中でこの部分にはふと光を差したい』
…なんて場合に、
 
全体を救いようのないダーク仕上げにしてしまっては
なかなか難しいのかもしれない、とかのケースも
あるかもしれませんので、
 
言葉の基になっている意図を
どう理解していくか
 
そして、それをどう実現していくか。
 
 
 
脳と手、どちらのスキルアップも大切だなと
改めて感じました。
 
 
 
 
 
写真は先日お客様と話題になった
ペダルつっかい棒の受けです。




メーカーによって仕様が異なりますが
これはネジ式になっているので、
つっかい棒の圧力を調整できるようになっています。
 







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ワイズファクトリーさくらいさんのYouTubeチャンネルに
登場させて頂きました↓

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