練馬区と武蔵野市の境目に住んでいます
フリーランス ピアノ調律師 のブログ🎹
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練馬区のお客様の調律へ
ヤマハG1E
年に2回、夏と冬に伺わせていただいてまして、
ピッチ変動はだいたい
●夏：446→443へ
●冬：438→440へ
…という感じです。
諸々のご都合で
わりと強力な空調が真横にあるので
どうしても変化が大きいことについては
ご理解くださっているのですが…
本日、ピアノに新たなトラブルが…
『右ペダルを踏んでいないのに音が伸びてしまう』
これは、もちろんあって欲しくないことなのですが
実際のところ、わりと起こってしまいます。
(特にグランド)
そして、原因も色々です。
主には温度・湿度変化によるものですが
昨日音が止まらず、今日は直った、
なんてことも平気であったりします。
原因によって直し方も色々なのですが
結論から言いますと
今日はスッキリ解決できませんでした…
残っていた音はいくつかあって
すべてその音の弦自体の問題ではなく
他の位置の弦に共鳴していて
共鳴部分をフェルトでミュートしてみたり
ミュートしているフェルトを交換してみたりして
当初よりはだいぶ解消できたのですが、
最低音域のひとつの音が
ダンパーはしっかり効いているのですが
ギターのハーモニクスみたいな感じで
倍音が残ってしまい
それが中音域の音にも影響して
余韻が長めに残ってしまうという…
ピアノを傷つけない範囲で
色々やってみたのですが
当初より目立たなくなりはしたものの
すっきり解決というところまではいかず…
この類い関しては
技術者同士でも度々話題になることもあり
『どうしようもない』
『季節が変われば直るかも』
『引っ越ししたら直った』
…など、現場での修正は難しいとの意見が
多い印象です。
なんとも悔しく…申し訳なく…
状況をお伝えし
軽減したということで
しばらく様子をみていただくことで
お願いをしました。
その他、各所のネジはゆるゆるでしたので締め直し
調律はピッチが低く、かつ弦張力もゆるゆるで
しっかり調律を作り直しました。
ありがとうございました。
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