横浜市神奈川区のお客様の調律へ
ヤマハ C1X
昨年ご紹介で初めてお伺いさせていただき
『タッチも右ペダルも重い』とのことで
昨年も色々ご相談しながらやらせていただいて
今回も改めて見直しました。
右ペダルの重さは
●前回
:キャスター受け皿が耐震用で底に厚みがあるので
その分だけペダルの高さも上がり
ペダルを踏む足首の角度がきつくなってしまいます。
下にマットを敷いて
かかとの高さも上げてあげると
足首が楽になる→踏みやすくなる
昨年はここでオッケーでしたが、
今回はさらにリクエストいただきましたので、
●今回
:ペダルの効き始めの位置を手前にした
=遊び量を減らしました→ご確認で無事オッケー
メーカー規定の寸法でいくと、
ヤマハの右ペダルの遊び量は
スタインウェイよりも多めです。
プラス好みもあります。
ネジを回せば簡単に調整・修正できる箇所です。
注意点としては
季節変化で弦とダンパーの位置関係が変わるので
あまり遊びが少ないと
乾燥の時期に止音不良がでてしまうかもしれません。
そのあたりもお伝えして
ペダルの遊び量をセットしました。
タッチの重さについては
接点のケアは前回チェックしていて
その後は大きなトラブルはなさそうでしたので
今日はメカニックの修正です。
パーツ同士の距離感、動き方など
時間の限り修正して
調律と掃除をして
ご確認。
『変わりましたね~』
『しっくりくる』
『軽くなった!』
…と喜んでいただけて
ひと安心です。
今日の作業のご説明と
今後の見立て
次回のお約束などして
終了です。
ありがとうございました!
帰り際に
見た目で絶対おいしい!
とわかるものを…
大変恐れ入ります🙇
ありがとうございました!
【おすすめ温湿度計】