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東京都練馬区、武蔵野市、西武新宿線 武蔵関
フリーランス ピアノ調律師のブログ
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今日は先輩の仕事に同行させて頂きました。
この先輩にはとてもお世話になっていて、
今までもベーゼンドルファーやスタインウェイでの
レコーディングなどに同行させて頂いたりしましたが、
今日は初めて入るホールで、ピアノ発表会のための調律、
楽器はヤマハのコンサートグランド。
これまでの同行とは違う状況で、
作業、気にするところ、立ち振舞い
などを見させて頂けたのは
とてもありがたいことでした。
午後は、そのまま先輩と一緒に移動して、
この春に調律学校を卒業したばかりという
ピカピカな調律師さんと待ち合わせ、
彼から色々な話を聞くことができました。
主には、彼が先輩へ質問なり近況を報告しているのを
横で聞かせてもらっていましたが、
思い返すと、
私はいわゆる社内での後輩指導という経験は無くて、
移った先々の環境で年下の先輩がいたことはありますが、
だいたい自分が一番新人でしたし、
いつも「対先輩」ということだけで過ごしてきたなぁと。
ですので、若い調律師さんから話は
とても興味深かったです。
時折、口を挟ませて頂きつつ、
自分の中で浮かびあがってきたのが
「広い知識」と「広い視野」は別だということ。
「知識」については「広い」の他にも
「知識を深める」などとも言ったりもしますが、
こちらは言ってしまえば単純に『情報量』、
対して「視野」は『ものの見方』。
このように言えると思います。
「視野」の広い人は、当然
「知識」も広がっていくのでしょうけれど、
単に色々知っている人との違いは
情報の『質』と『使い方』。
マニアックなことをたくさん知っているけれど、それだけの人と、
あるひとつのことを突き詰めたことで、
初めて触れるものにも何の問題もなく向き合える人と、
ここの差は大きいです。
特に世代が違えば、
考え方も捉え方も違ってくるのは当然で、
だからこそ その差はとても面白いなと思いましたし、
そういう意味で自分のことも面白がってもらえたら良いなぁと
感じた一日でした。
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