
↑7/2まで見れるようですので是非!
本来、今年はショパン国際コンクールが
あるはずでしたからね~
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO58784940V00C20A5000000?s=4
ドラマを見て一番印象に残ったところは
『医者の安心感』です。
(ピアノじゃないのかよっ!)
調律師は よく
『ピアノのお医者さん』なんて呼ばれて、
自分は この呼び方が好きになれませんでした。
お医者さんほど偉いものではないし、
どちらかといえば医者よりも整体の方が近いのではないか
とも思っていました。
…のですが。
医師の言葉、
落ち着いて声をかけてくれること、
やさしく手を握ってくれること、
しっかり目を見て話してくれること、
そのひとつひとつの所作に、
相手はどれほど救われるのか、
安心できるのか、
癒されるのか、
ホッとするのか。
これはAIでは真似できないところだと思います。
同じ手段で、同じ答えに導けるとしても、
それをしてくれるのが
「人格」であることに意味がある というか。
結果は同じでも、「人」に
(おそらくは「信頼できる人」に)
やってもらいたいこともあるのかなと、
現状ではそう感じています。
少し話がずれましたが…
これを見て感じたのは、
ピアニストと調律師の関係でした。
演奏会やレコーディングなど
緊張感のある現場ではもちろんですが、
お家のピアノ、いつも側にあるピアノについても、
ピアニストさん(三島にとっては「ピアノを弾くすべての方」の意)
が気になっていらっしゃることについて、
自分はどう向き合えるのか。
『溢れる水を対処するより、蛇口を閉める作業を』
という言葉をどこかで読んだのですが、
そういう意味で、
調律師は 医師でありたい と
思い直したのでありました。
ドラマで流れていた曲、
シューマンのノヴェレッテ ですが、
わたくしが以前聴くに聴きまくった
リヒテルのCDに入っていたので、
懐かしくなりました。
今でもたまに聴きますが、
このCDは好きです。
特に後半の『森の情景』は…
あ~聴きたくなってきた!
けど今聴くと寝れなくなるので
明日にします(笑)
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