今日のお客様は、
作業後のご確認で
バッハパルティータ1番を弾いて下さり、
感無量の三島です。

何せ大好きな曲で、
大好きだから行き車内聴いていたくらいで、
それがまた目の前演奏されるという…

本当にありがたい職業ですし、
素敵なお客様に恵まれて幸せだなぁと。
本日も感謝です!





で、今日の車内で聴いていたのは
こちら↓






リパッティです。
最後のリサイタル。



わたくし、パルティータ1番と言えば
リパッティなのです。




今日のお客様は
ブレハッチの演奏を聴いていらっしゃると
教えて下さいました。






ブレハッチも、私は好きなピアニストで、
来日したら聴きに行きたいと思っていますが、

これはイメージ、先入観もあるのでしょうか、
やっぱり私の好きなパルティータ1番はリパッティかな~

そして、できれば
最後のリサイタル(1950年)のライブ録音。




ちなみに1947年の録音はこちら



病状のこともあり、
ずいぶん印象が違います。







リパッティブレハッチでは、
もちろん人としての個性が違うのはもちろんでしょけど、
弾いているピアノ(楽器)の年代、
録音環境、録音技術、
その時代に求められた音、
社会的背景、など
色んな差があっての
この演奏の違いなのだと思います。



よく言われることですが
「古き良きもの」を守っていくのか、

「今の時代、これからの時代」を進んでいくのか、

その狭間バランス感覚を駆使していくのか。 




私はできれば三番目で生きていきたいのですが、
「パルティータ1番はリパッティ」
という思いが案外 強くあり、



もちろん 好み というのはあるのでしょうけど、

これからの時代の音楽は

これからの人が
これからの時代の楽器を主に作っていくのですから、

変化や違いに寛容でありたいところです。




帰り道もリパッティの音楽を聴きながら(笑)
清々しい 気付き というか、
そんなものを頂きました!



よかった、よかった。
やはり外に出て行くことは大切で、
また色々な刺激があるので楽しいです。







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