体感と、ピアノの様子をみていると、
例年この5月連休
湿度がグッと上がる印象があります!

今日の日記は、
ピアノのために湿度のケアをお願い致します!
ということと
(日本製のピアノなら)
だいたい自分が心地よいあたりでOK!
目安は40~55%を目指して下さい!

ということを、
つらつらと綴ります~





『ピアノを見ていると季節がわかる』
なんてことは、同業の方の中では
あるあるかもしれませんが

ピアノは とっても
温度と湿度の影響を受けます。

日本は四季があるので、もう
しょっちゅうピアノは
動いています。

晴れの日と雨の日でも違いますし、
エアコンの風 ひと吹きで
もう全然変わります。

ピアノを少しでも安定して保って頂くためには
温度、湿度のケアはとっても大切なのです!



かといって、
温度、湿度の管理って…

めちゃめちゃ大変です

除湿器、加湿器、エアコンを駆使しても、
専用の空間があればまだしも、
お家でそれをやるって、かなり大変です。



なので、私はお客様に
過ごすのに快適なくらいにしてください!

とお伝えしています。

もちろん感じ方には個人差がありますので
調律へお伺いさせて頂いた折に
ピアノの状態をみて気になりましたら
お声かけさせて頂いております。



ピアノは人と似ているところもあって、
目の前で加湿器バンバンとか、
エアコンや扇風機の風が当たりっぱなし
などは疲れます=変化しやすいです。

ピアノの中に除湿剤 というよりは、
お部屋の空気を快適に保って頂いたほうが
効果あります!



ピアノのお部屋の温度、湿度を気にして頂く
 ↓
ピアノの変化が少なくてすむ=狂いにくい
 ↓
良い状態で弾ける
 ↓
調律の時に整えるのが楽になる
 ↓
同じ作業時間の中でもう一歩深いところまでみさせて頂ける
 ↓
ピアノがもっと弾きやすくなる
 ↓
もっと楽しい!!


 
そうです。
ここです。



もっと楽しい!
ここを目指したいんです!
お客様と一緒にピアノを大切にしていきたいんです!
湿度ケアを気にして頂くことで、
お客様も一緒に
ピアノメンテナンスに参加して頂きたいんです!

だって、ピアノはお客様のものなのですから。
私は時々お邪魔して、
中をきれいにしたり、
歪みを直したり、
コリをほぐしたり…
と、そのくらいです。

弾くためにあるピアノを、
実際に弾かれるのはお客様で、
いつもピアノと一緒に過ごされているのも
お客様なのです。


私がさせて頂けることって
ピアノにとっては
実は ほんの少しのことなのです。




冒頭に、日本製なら…と書きましたが、
とにかく安定感抜群はYAMAHAです。
これは本当に素晴らしいレベルです。

ヨーロッパのピアノについては、
日本の湿度変化に対して

激弱です…

相当しっかり管理して頂かないと
音が出ない、止まらない なんてことが…

(※あくまで温度湿度変化に対しての注意喚起です。
楽器に対するネガティブな発言では決してありませんので
ご了承下さい)





実は今日は、もともと
「相対湿度と絶対湿度」について
書こうと思ってたんですが、

その前段階で話が長くなりましたので
また明日書きます!

湿度を気にする上で、
気温との関係も大切です。

↓明日も登場予定のスクショです

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