酒がやめられず、なかなか本格的なダイエットに踏み切れません。
ということで、今日は、ダイエット中のお酒の飲み方についてです。
アルコールはエンプティ(空の)カロリーと言って、摂っても、すぐに熱として放出されるため、カロリーを気にしなくてもいいと言われていますが、あれは嘘です。
まず、お酒は肥満に直結しやすく、ダイエットには最も不向きな食品の一つであるという認識を持って下さい。
肝臓は、お酒を飲むことで緊急的に他の機能を低下させてアルコールの分解を最優先します。
その急激に低下する肝機能の一つが血糖値のコントロール機能で、これが低下すると、どんなに食べても血糖値が上がらず、空腹を感じてしまいます。
長時間お酒を飲んでいると、十分食事をしたにもかかわらず、なぜか、まだ食べたくなるということがよく起こりますよね…
その原因の一つが、このアルコール摂取による肝機能の急激な低下なのです。
なので、ダイエット中はお酒を飲まないのが一番賢明な選択です。
でも、どうしても飲みたいという方は、適量に徹しましょう。
適量の目安としては、1日平均純アルコールで約20g程度(ビール500ml、清酒180ml、ウイスキー・ブランデー60ml、焼酎90ml、ワイン180ml)です。
この程度なら健康上の問題も起りにくく、太るというリスクも減らすことが可能です。
でも、そんなんじゃあ足りないよ!という方は、食事の量を減らしましょう。
酒はこのように、太ることを徹底的にサポートしますが、それ自身は脂肪として蓄積されにくいのは事実です。
また、例え酒を飲んでも酒のカロリーを含めて、一食あたりの摂取カロリーを抑えることができれば、ダイエットは可能です。
ただし、その後の体の負担を考えて、サプリメント等で栄養素を補給してあげる必要があります。
くれぐれも飲み過ぎには注意して下さい。