パン(小麦粉)は米より腹持ちが良くない為、消化、吸収が早いと思っている人も多いようですが、実際には消化、吸収されにくい食品です。
というのも大昔から自然の物を食べきた人間の体は、加工された食べ物を分解する酵素を持ち合わせていません。
だから、小麦を真白になるまで精製して作られた究極の加工食品である小麦粉は消化されにくいのです。
そして、消化しきれなかった食べ物はドロドロの状態のまま腸壁にこびりつき、他の栄養の吸収までも悪くして代謝を下げてしまうのです。
しかも、それらが、異常発酵して毒素を発生させると、炎症や酸化、老化などの原因にもなります。
これが、小麦製品を食べ過ぎると、肌荒れや吹き出物などのトラブルが発生しやすい理由です。
アトピーなどのアレルギー疾患や、リウマチ、うつ病との関連も指摘されています。
小麦粉は
パン類、パスタ、ピザ、お菓子、ケーキ、ドーナツ、麺類、などの代表的な小麦製品の他、カレー、シチューなどにも含まれています。
現代の食生活から小麦を完全に閉めだす事は不可能に近いです。
だからこそ、食べ過ぎには注意したいところです。
どうしても、小麦製品を食べる時は、腸内毒素を排泄してくれる食物繊維や、ビタミンたっぷりの野菜を一緒に食べるようにしましょう。