今回はコンビニやスーパーで買える200円程度のサプリメントについてです。
格安な割に成分表にはそれなりの数値が書かれてあります。
これらの栄養素を抽出しようと思えばかなりの量の野菜や果物が必要になってくるのですが、
それだけの材料を使ってこの値段は安すぎると思いませんか？
この値段で利益が出るのは、サプリメントに多量に添加物を加えて材料費を削っているからです。
だから200円程度で売ることが可能なのです。
そして、理由はもう一つあります。
法律です。
日本の法律では、成分表に書いてある栄養素の量を上回ってはいけないことになっているのです。
つまり、成分表にビタミンC1000mgと書いてあった場合、1001mgは1mgオーバーしているので違法商品となるのですが、
逆に10mgしか含んでいない場合は、オーバーしていないので合法なのです。
(アメリカの法律では、成分表に書いてある栄養素の量を下回ってはいけないことになっていますので、ビタミンＣ1000mgと書いてあった場合、999mg含んでいる商品は、1mg足りないので違法な商品となり、1001mg以上で合法となる。)
ぴったり1000mgのものだけを合法にすれば良いのですが、同じ野菜でも季節や産地が違えば栄養素の含有量は違うので、天然のサプリメントほどぴったりと作る事はできなくなります。
そのため、ぴったりだけしか販売できなくなれば、天然のサプリメントは売られなくなってしまうのです。
また、お試し用のサンプルがあるサプリメントにも注意が必要です。
サンプルを多量に配っても利益を出せる程度の品質であるといえるからです。
高いサプリメントほど良いとはいえませんが、会社が利益を出すためのからくりや法律のことを考えれば、値段を見るだけでも、ある程度の事はわかってきます。
これらのことを踏まえてサプリメントを探して下さい。