今日から仕事モードの歯科専門 接遇講師の久保 佳世子です。
月曜は千葉県習志野市、火曜は兵庫県明石市、金曜は新潟市、日曜は都内で公開セミナーなので準備をしています。
クライアントによって内容も所要時間も進行の仕方もそれぞれなので、準備は入念に行います。
今週あるクライアントでお辞儀の実習をします。
お辞儀には三種類あります。
15度の会釈。
30度の敬礼。
45度の最敬礼。
歯科医院の院長からよくお聞きするのが、以前頼んだ講師はお辞儀の練習ばかりに時間を割いて不満だった。
私は歯科医院にホテルのようなお辞儀は必要無いと考えます。
お辞儀には語先後礼と同時例の2つがあります。
語先後礼とは言葉を発してから、お辞儀をします。
同時礼とは言葉を発しながら、お辞儀をします。
丁寧なのは語先後礼です。
実際の歯科医院で、語先後礼で患者さんにお辞儀をするのは無理があります。
余程アポイントに余裕があり、自費ばっかりの患者さんであれば、可能かもしれませんが。
忙しい医院であればあるほど、語先後礼は現実的ではありません。
笑顔とアイコンタクトがあれば同時礼で十分です。
ですが、患者さんに謝らないといけない場合は、やはりキチンと体現できる事が重要です。
歯科医院では患者さんをお呼びする時の15度と謝罪する時の45度がキチンと出来れば、問題無いと考えます。
形ばかりで心が伴っていない事の方が危険です!
心があればお辞儀の角度もちゃんと伴ってくるものです。
歯科業界の現場を知らない講師は、どうもお辞儀の練習ばかりさせる傾向があるようです。