口癖が勿体無いの歯科専門 接遇講師 久保 佳世子です。
私は、勿体無い事が人一倍大嫌いです
時間、お金、もの、労力・・・・とにかく無駄と感じた時に1番のストレスを感じます
今週の日曜は大阪の歯科医院で、新しく入職したスタッフを対象と新人向けの出張セミナーに行きます。
今回で2回目です。
新人セミナーは、公開セミナーでも行っていましたが、今回は医院に直接伺う出張セミナーです。
昨日も、院長と電話でコンテンツの打合せを行いました。
やはり、新人教育は最初が肝心です。
そしてタイミングも重要です。
一般企業では通常入社してすぐ、2、3日~2週間の新人教育を行います。
費用も企業によっては、数百万円、数千万円と新入社員に投資をします。
教育を「費用」と考えるか「投資」と考えるかによって、お金の掛け方も随分違ってくるかと存じます。
私に出張セミナーを依頼して下さったり、公開セミナーにお申込み頂く先生方はしっかりとスタッフに「投資」をされているのですね。
公開セミナーに関しては、自己啓発として自分で自分に投資すべき事とも存じます。
中には、飛行機や新幹線に乗り前泊して、公開セミナーにご参加下さいますし、私が医院に出向く地方の出張セミナーですと講師の出張費もかかってきます。
何れにしても、いかに自分たちに期待をかけ「投資」して貰えているかという事を、しっかり伝達します。
私も大丸で新入社員の時に上司に言われました。
「久保お前、給料ナンボもろてんねん。(貰っているの)会社はな、お前に投資して教育してんねん。3年してやっと、投資した分とお前の仕事ぶりが見合うねん。3年経って初めて、会社に寄与できるんやで」
今もこの言葉は忘れません。
これらの事は、最初にキチンと伝達すべきです。
しかし直接雇用をしている院長がスタッフには、なかなか伝えにくい事でもあります。
客観的な立場の人間が、スタッフに伝達した方が往往にして聞き入れて貰えます。
院長が言い過ぎると「院長ケチよね。儲けることばかり考えているのかしら」ともなりかねません。
今年の歯科新人スタッフ教育に、「コスト意識」を持たせる事を更に深く伝達していきます。
今週行う出張セミナー内の「コスト意識を持つ」をわかりやすく、ゲーム的な要素も入れてお伝えします。
5月に行う、公開セミナーでも「コスト意識を持つ」をコンテンツに盛り込みます。
「新人スタッフが1日で生まれ変わるセミナー」の詳細はこちらへ
今週の出張セミナー内でも、受講スタッフがさっさと行動出来ないと、いつものように「はい、時間勿体無い、さっと行動する!」と言っているのだと思います