
百貨店時代に、お客さまの洋服から持ち物までよく観るように教育されました。
それは買うか買わないかの品定めでは無く、お客さまのライフスタイルを予測するためでした。
何にこだわりかあるのか?
どこにこだわりがわりがあるのか?
当時、男性のステイタスは時計に表れるとセールストレーナーから習い必ずお客さまの時計はチェックしておりました。
お客さまを覚える時も何の時計をしているかで、記憶しておりました。
当時の顧客名簿に、金無垢10ダイヤロレックスとか、カルティエサントスなどお客さまの腕時計を記載しておりました。
男性は余り時計を変えないので、このお客さまを覚える方法は有効でした。
今でも、その癖は直らず知らず知らずの間に時計は必ず観てしまいます。
ある先生は以前お会いした時にブルガリの機械式の時計をされていて、先日お会いした時にはオメガの機械式の余り見た事の無い時計をされていました。
「今日はオメガなんですね」と言うと「よく覚えているね」と驚かれていました。
時計のブランドによって、着ける方の個性が表れます。
私は時計に関して余り詳しくありませんが、電池式の時計より機械式の時計をされている人の方が、物へのこだわりが強いように感じます。
これは過去のお客さまやお会いした方の時計を観察した、私個人の感覚ですが。
そういう私は最近目が見えにくくなって、手の小さい私にはバランスが悪いのですが、少し大きめの文字盤の腕時計を使用しております。
文字盤が小さいと見えないんですね
