10/23・大阪コミュニケーション・マナー<アドバンス>
この「差別化」という言葉は私の体に染み込んでいます。
最近は、歯科業界でも他院との差別化と言われるようになりました。
私が初めて「差別化」という言葉を耳にしたのは、学校を卒業して入社した梅田大丸でした。
当時から盛んに「差別化」「差別化」と店内では叫ばれていました。
今は伊勢丹三越が出店しましたが、当時は梅田に阪急、阪神、大丸の三店舗がありました。
売場面積やブランド数で言えば阪急がナンバーワン、阪神は食品に強くミセス向きのブランドが充実した店でした。
大丸が一番後に出店し、当時は売上も広さも他店より規模が小さかったです。
広さで勝てないのであれば、品ぞろえやサービスで他店との差別化を図ろうといのが、店、部署ごとの共通言語でした。
私が居た当時の紳士服部は、部長、マネージャーのサービス強化の取組みは他の部署よりも力を入れていました。
例えば、紳士の大丸に無いブランドは阪急or阪神のどちらに入っているは、頭に入っていましたし、お客様のご要望に応じて、競合百貨店に電話して商品の問合せもしておりました。
当然ですが、自店で取り扱っているブランドやサービス、レストランまで全部頭に入っておりました

私はよく店内案内テストを作成し「じゅず売場」「国旗が売っている売場」「作務衣が売っている売場」など、超レアな問題を出題していました

とにかくサービスでの差別化を常に図っていました。
課ごとのスローガンも期ごとに決め、実行しておりました。
「差別化」この言葉は今も私の心に根付いています。
当時、一番店では無い大丸に居た事が自分の思考に大きな変化をもたらせました。
一番店じゃなく、二番店だからこそ生まれるサービスもあるのです。
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