今日は日本橋の高島屋に春物のショッピングに行った帰りに、シュークリームが食べたくなり地下の食料品売り場に行きました
すると懐かしのアンリシャル・パンティエがあり塩キャラメルのシュークリームを発見。
甘過ぎず美味しかったです
もう20年以上前の話ですが、大阪高島屋東別館2Fの「サロン ル シック」にアンリの喫茶室があり横でケーキを販売しておりました。
現在はエルメスになっている場所ですが、短大生だった私はアンリでアルバイトをしていました
ウェイターは全て関学や甲南など有名校のイケメンで背の高い男子学生でした
ケーキの販売は女の子が担当しますが、当時アンリでバイトをするというのはちょっとしたステータス(死語になっていますね)でした。
そのかわりに商品知識の習得に励まなくてはいけませんでした
ケーキの断面図を書き、底がパイで真ん中に洋酒に浸けた洋ナシが入っているなど、頑張って覚えました。
名前もクレープ・サバイヨンとか、ザ・ハトルテなど難しい名前を覚えるのも必死でした。
でも何よりも困ったのは、社員のK山さんという女性が居て、とても怖かったのです
私を含め、女子大生のアルバイトの女の子に妙な対抗心があったようで、社員という立場もあり、女の子だけをイジメるんです
彼女に厳しく指導されると、ウェイターの男性スタッフが「大丈夫」と心配して声を掛けてくれました。
また、それがK山さんにしたら気に入らないのですね・・・・
皆彼女に意地悪されて1度は泣かされていました。
私は負けず嫌いなので泣かなかったです
仕事にも慣れ、ケーキの味も名前も全て覚え、5月に入って初めて出勤したら、な、何と夏のケーキに変わっていました
またケーキの名前や味を覚えなければいけません。
私は愕然としました
そんな苦くて甘い思い出が甦りました
あの超意地悪だったK山さんどうしてるのかな・・・