少々お待ち下さいませ | 突き抜けた歯科医院になる!マナーセミナー接遇コンサルタント久保佳世子

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いらっしゃいませ

かしこまりました

少々お待ち下さいませ

大変お待たせ致しました


と接客基本8大用語や7大用語がありますが。


「少々お待ち下さいませ」の言葉が最近気になってしまいます。


何かにつけて便利に「少々お待ち下さいませ」を乱用し過ぎていないか????


「少々お待ち下さいませ」を免罪符のように使っているように感じる時があります。


少々って一体どんだけ~?(笑)


例えば、量販店に行き販売員を見つけて声を掛けようとしたら、接客中であった。


当然待つに決まっています。


なのに追い打ちをかけるように「少々お待ち下さいませ!」と言われる。


心の中で「わかっているわ!むっ」と思う。


そんな時に、「手が空き次第伺いますので、少々お待ち頂けますでしょうか」と言ってくれたらどうでしょう?


或いは「5分ほどお時間を頂戴しますが、少々お待ち頂けますでしょうか」


受け取り方が違いませんか?


以前にもお伝えしましたが、クッション言葉を加えたり依頼調にすると随分ソフトな印象になります。


ユニクロ在職時に大きな店舗のCSを上げる事が私のミッションだったのですが、必ず「○分ほどお時間を頂戴しますが、少々お待ち頂けますでしょうか」と具体的な時間をお伝えするよう指導しておりました。


5分と言われて3分待たされるのは苦痛ではありませんが、5分と言われて結果10分待たされるのは、苦痛に感じます。


また「少々」は人によって感じる時間が違います。

私の感覚で言うと、2,3分が限界でしょうか。。。。


★時間を具体的に言う

★言った時間内で応対する

★「少々~」を乱用しない

★依頼調で伝える


ちょっとした事ですが、相手の受け取り方が違ってくる筈です。


でも、幾らクッション言葉や依頼調で伝えられたとしても待たせて申し訳無いという表情が伴っていなければ、何の意味も成しません。