新聞屋での日々 | えっせの自分探し

えっせの自分探し

日々の出来事、

好きなもの、

きらいなもの、

熱中してること

などなど、好きなことを書きなぐってマス!

男共が住んでいる棟は、まるで監獄の特別監視室のような感じで、1畳ほどに区切られた空間に、それぞれのドアがついている、といった感じだった。

私が配属された専売所は、上野にあり、常に汗の臭いと、建物自体の古びた臭い、排気ガス、いろんな臭いが充満しているところだった。とてもまともな精神状態の人間が住めるようなスペースではない。実際、仕事がなくて住み込みで働き始めたものの、この環境に耐えられず、1週間以内に逃げ出していく男は何人かいた。

私が多感な時期(17~18歳)というのもあっただろうが、はっきり言って気味が悪かった。

はじめのうちはシャワールームの前に着替えを置くかごがあったので、そこに着替えを置いてシャワーを浴びていたのだが、シャワー

の扉が半透明のすりガラスになっていて、何人もの男が、意味なくシャワールームの前をうろついているのに気がついた。

置いておいた着替えを見られたようなあともあった。

あまりにそういったことが続くので、さすがに気持ちが悪くなり、シャワーを浴びるときは、着替えのかごごとシャワールームに入れてしまい(幸運なことに、シャワールームは2人で同時に浴びられるようになっていたので、広かったのだ)半透明のガラスには、私が入るときだけは新聞紙を一面に張って、中が見えないようにした。

あとになって、販売所の奥さんに聞いた話だと、私の前にまかないとして入っていた女の子はそこで生活していた奨学生の1人とつきあっており、他の人に平気で一緒の布団に入っているところをみられていたらしい。その尻軽娘が辞めた後にはいっていった私を男共は性欲の捌け口にしか見ていなかった、というのも頷ける。