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①まだらちゃんの姿を観なくなった。その2)
居候している『さすらいのブチ君』には、もう1匹同じ時に産まれた『ドラミちゃん』というメス猫ちゃんがいます。人間でいうと二卵性の双子の妹か姉。
半年も経たないうちに巣立って行き、近所では見かけなくなりました。ブチ君はハッキリと白地のハチ割れの顔立ちで白地でないとこがキジトラなわけですが、ドラミちゃんは全身茶トラだったかと。サバトラかな❔
息子の「オセロくん」がほぼシロクロ(乳牛柄)なので、茶色よりグレーがかってたはずです。
前回も話したけど、うちの砂利庭で日向ぼっこして仲良くはしゃいでいました。けど、うちの敷地でうんちをしたのは見たことないです。
仲良く一つの皿に顔付き合わせてツナ缶やミルクをGETしてる、しつけの行き届いた仔猫兄妹でした。まだらちゃんは、うちに預けといて何かしら食べてきます。
途中の8年程は私が不在なのでよくは知らないけど、子供が巣立っても、独りでうちのコンクリートテラス?で日向ぼっこ。
最近、つい1年ほど前、そのドラミちゃんが出産に里帰りしてきました。
猫familyは連なった近くにテリトリーを持つんだけど、ずっと見かけなかったので、産まれたばかりの赤ちゃん猫の、みゃあみゃあ鳴き声聴こえた時は、あゝまた、まだらちゃんが生んだか、、、今度の彼氏どれ❔
って思ってたら、勝手口そばの缶ビン仕分け置き場で、まだらちゃんの見つめる奥に、めっちゃ若いトラ猫ちゃんが隠れていました。
出て来た時に、ドラちゃんだとわかりました。なんで「どら」から「ドラミちゃん」に改名したかというと、ドラ猫ではなく、ちゃんと「お世話になります」というようにお座りして礼を尽くしたからです。
まあ、若いので「あたしを知ってるよね❔」みたいな対面をうちの(人間の)妹にしたらしいけど。洗濯物干場で。
そして、数日後に「オセロくん」を置いて、また姿を消したのです。
産まれて来た「オセロくん」は、眼が見えない子でした。
地域猫といっても飼い猫と違い、視力が弱いと野良では生きては行けない。。。
まだらちゃんがそう判断したのかもしれません。
ドラミちゃんは泣く泣く💦かもですが、やっぱりオセロ君は長くは生きられませんでした。
その2週間ほど生きた間の動画も、インスタグラムに残しています。
明るい暗いは分かるけど、眼が開いてもはっきり可視できないので、まぶしいとすぐ、ルームシューズの寝床に顔突っ込んで隠れてしまいます。
飼い猫として育てていくつもりでしたが、母親に捨てられた嘆き悲しみなのか、食べ物をまったく口にしないままま、逝ってしまいました。
眼が開かないうちでも、普通は生きる本能でミルクを飲むそうです。必死で。
どうしても何も口に入れず、スポイトも手のひらの雫も拒否しました。
そやから、、、ドラミちゃんは「よろしくお願いいたします」やったんや。。。
野良では育てられないから、預けようと。
1日でも長く生きてほしい気持ちで、まだらちゃん親子が預けに来たんだと、私は理解しました。
モノトーン模様なので、「オセロゲームのように白黒一発逆転して強く生きて欲しい」と「オセロ」と名付けたのだけど、逆効果だったのか、、、シェイクスピアの悲劇のように、母に捨てられた嘆き悲しみか、生きる事を拒むように、亡くなりました。
お墓は、うちの裏庭のゆずの木の根元に、今でもあります。
伯父貴のブチ君がよくくつろいで日向ぼっこしてる辺りです。
地域で見守っているとはいえ、自力では生きてゆけない。まだらちゃんがそう判断したのかもしれません。
赤ちゃん猫のうちは、空からカラスとかも狙うし、眼が見えないと車道が通る住宅街では、危険の察知や判断もままならない。
裏を返せば、まだらちゃんが信頼してくれて、生きている最後を保護してやることを託していたのかもしれません。
ーーー 次回へ続く。