播州姫路城
城内の要部を扼する意匠抜群の楼門が『菱の門』である。
ここの櫓部分(2階)の特別公開が一か月行われ、本日が最終日ということで行ってきました。
あくまで僕の理解でだが、櫓門で石垣の間に門を構え、その上に櫓門を渡したのが「渡り櫓門」
「楼門」は石垣の間ではなく、自立していると感じます。
国内では土塁の城に使われてるイメージがあります。土浦城とか弘前城ですね。
この「菱の門」は西側が石垣に渡らせているので純粋な意味では判断が難しいですが、下の写真をみれば楼門かなと。
出格子窓、長押漆喰押と古風に感じますが、そのうえ華灯窓に金を押したりと華麗にみえます。
しかし櫓門にはこれでしょう。石落とし。ただの華麗な門ではないということですね。