貞潔 | 根多帖別冊 by おしろまん

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おしろまん です。
絵を描いていますので、そちらをメインにしたいのですが、お城の論考を書いたりしており、城関係がやたらと多いブログとなっています。
ブログ内容に即した、皆様の素敵なコメント募集中でございます~

何だか、小生の中の三国志好きの可燃物に火が点いたようである。

ようつべでずっと人形劇を見ている自分がいたりする。

で、以前大友家の軍師・角隈石宗のことを書いた。⇒記事

また、小生が愛読していて、今でもパソコンの台代わりにも使っている 「信長の野望・覇王伝事典」 には、石宗のことがこう書かれている。
「陰陽道・呪術・祈祷に長じた中世的な軍師であると同時に近世的な参謀の面も併せ持っていたようで、数々の助言を行うもキリシタンになった宗麟はあまり聞き入れなくなり、日向出兵にも反対したが宗麟の出兵を止めることはできず、死を覚悟して戦場で散った。

沮授に行いが似ている。美しい。」
 と。

 沮授については、袁紹の軍師で非業に死んだひとという認識くらいしかなかったが・・・。

 調べてみると袁紹は、沮授の進言を容れて四州の太守と成り得、彼の言を遠ざけて滅んだといっていい。

 そしてその滅亡に先んじ曹丞相に捕まり、人材 (勇将・軍師) コレクターの曹丞相の誘いを受けたが、逃げ出し斬られた。

 どっちかといえば山中鹿之助幸盛であるな。

 かれ位の才能があれば、魏公陣営にあって謀をめぐらせば天下にその才を示せただろうに・・・

 そういうウワッついた心根では謀臣としては失格なのかな。

 うわっついていないひとが一流の軍師であり、名参謀であることは黒田官兵衛や 陳宮 然り、角隈石宗や吉岡宗歓然りである。

 主家を滅ぼしたのでは一流とはいいがたいか。