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「エスプレッソ通信」

伊食コーディネーター遠山こずえが綴る、仕事・イタリア・グルメ・ファッション・日常生活のあれこれ。。。

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" Il vero silenzio è il riposo dello spirito,
come il sonno per il corpo,
dona allo spirito freschezza e nutrimento."
William Penn

「身体が睡眠をとるように、ホントの沈黙は精神の休息になるよね、
心をリフレッシュして、糧となるエネルギーを与えてくれる。」
William Penn


Ciao!

本日、日曜日。
そして、私にとっては久しぶりのホントの休息日。
本日の一言、私の心にぐっと突き刺ささる。

朝食を食べながら新聞に目を通していると
昨日の日経新聞夕刊に目に留まる記事が。

三浦豪太さんが綴っている<探検学校>
今回の題目は
「道具への愛 一流の証」

その中で、興味深い箇所が・・・

~僕の祖父は 100歳を超えてもなお、スキーが終わると数時間、スキー板の手入れをしていた。時にはテキスチャーと呼ばれる滑走面の小さな溝の手入れまで。これは生産の最終過程でできるもので、通常の人は溝をいじったところでほとんど差が分からない。祖父は高齢になっても、その微妙な感覚を持ちながら滑り続けていたわけだから、いかにスキーの上達と研究に熱心だったか分かるだろう~

そして、大リーグで活躍しているイチロー選手の話にも及ぶ。
~イチロー選手は、その著作で
「手入れをしたグラブで練習したことは、身体に必ず残る。汚いグラブでプレイしていたら、その練習は記憶に残らない」と書いていた~

アスリート、スポーツ選手に限らず、
全ての人に共通することであると思う。
仕事に於いては、言うまでもなく
生活の中でも基本中の基本であると思う。

で、私は自分のここ数年を考えてみた。
現在の私は、数年前とは違いワンたち2匹との生活。
仕事上、朝食以外はほぼ全て外食。
以前まで、日常生活 特に食卓回りのモノたちが
私にとっての道具であった。
テーブルクロス、ナプキン、ランチョンマット、食器、グラス、カトラリー
水差し、ワインボトル用の銀小皿、パン用銀食器・・・
全て日常生活の中で使用して楽しんでいた。
当然、銀食器磨きは日常の仕事。
食事のあとには、道具を磨いていたわけだ。

ところが、最近の私はどうだろう!?
私の道具って?
まず、そこから始まる。
もしかして、フリーで仕事をしている私にとっての道具とは
自分自身なのかもしれない。
五感を磨き、常に研ぎすまされた状態であることは、必要不可欠である。
しかし、クライアントの皆さんに満足いただける仕事&結果を出す為には
自分をもっと、もっと高度な道具にしていく必要があるのではと思う。

日々精進、そして何に対しても好奇心を抱き
”教えてください”という心を持ちながら接していく。
実際、日々学ぶコトだらけ。

数字だけに追われがちな、企業人の私たち。
たまには、ふと立ち止まるコトも必要。
「薔薇の香りを嗅ぐ様に」

休息日の本日
箱に入れっぱなしになっていた道具たちを
引っ張り出してきた。
自分のために、日常を楽しむために。


1日の始まり朝食に音譜

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休息日にワインを飲む時に、
Ferma la goccia 
注ぐ時に、ワインの雫が垂れるのを防ぐ道具。

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テーブルにそのまま置くのではなく
こんなお皿に載せて。

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お水も水差しに入れれば、味も美味しく感じるはず合格

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休息日。
銀食器磨きに、自分磨きにスケジュール満載。


Kozue

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"Un amico in difficoltà si aiuta standogli vicino."
Manfredi Fischetti Henderson

「友達が困っている時には、ただ側にいるだけで助けになるんだよ。」
Manfredi Fischetti Henderson


Ciao!

気がつけば、既に10月。
時が経つのは、本当に早いもの。

9月は、イベントが盛りだくさんあったのに
ブログにアップすることがままならなかった(反省)

そして、仕事を通じて知り合った多くの方々からパワーをもらっている。
例えば、イタリアレストランのマネージャー。
彼曰く
「人間て歳を重ねるたびに動ける様になりますよね。」
これって、経験値を積んだ人だからこそ言える言葉。
経験&知恵がついてこその成せる業。
彼に会って、打ち合わせをすると
「どんな困難だって、考えて知恵を使えば乗り切れる」という気持ちになる。

もう1人は、シェフ。
彼の名言
「今日はこんな風に終わった。でも明日は新しい日だから、明日また頑張る!」
真にその通り。

同様なメッセージを送ってくれる友人がいる。
「TODAY IS A NEW DAY.
頑張っていきましょう!」

皆さん、いつもありがとう!!
そう、毎日が新しい日。
1日として同じ日は、来ないのです。
わかっているのに、日常に押し流されて
大切なコトを忘れてしまいがち。
そんな時、毎日、誰かが思い出させてくれるのです。


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先月、イタリアレストランをお借りして7年ぶりに開催したクッキングレッスンの様子。




先ずは、料理の作り方をレシピを見てもらいながら口頭で説明。
隣には心配&不安そうな顔のMarioシェフ。

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そんな心配をよそに、どんどん説明を続ける私。
実は、コックコートを着る予定が・・・
こちらの、格好気に入っているのです音譜

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参加者が半分づつに別れて、厨房での実践。
本日は、料理をしないと最後の試食はできません。

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最初は、皆さん戸惑ってます。
しかし、トマトソースはぐつぐつと煮込みを開始です。
こちらは、簡単レシピ。
Marioシェフは、「このソースの作り方、誰から教えてもらったの?イタリア人じゃないよね」
「正真正銘ナポリ人から、教えてもらったのよ」
「そうですか、イタリア人じゃなくて、ナポリ人ね」
と、なんだか納得していた。
ナポリ出身の方々、ごめんなさい。
ナポリ人なんて言葉が、存在しないこと知ってます。
会話はイタリア語でしたから、実際には mia amica napoletanaと言ってます。

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<作り方>4人分

材料
トマト缶1、タマネギ1/2、ピーマン1コ、ニンニク2片、鷹の爪2本、バジル適量、EXVオイル30cc,
塩適量、リコッタチーズ(こちらもこの日、作りました)

1)鍋にトマト、タマネギ1/2(そのまま)、ピーマン(切らずにそのまま)、ニンニク(1片を半分に切る)、鷹の爪(そのまま)オリーブオイル、塩を鍋に入れる。
2)途中、湯を足しながら弱火でぐつぐつ煮込むこと1時間。
3)最後にパスタのゆで汁を入れながら、好みのパスタと合わせる。
4)クッキングレッスンでは、リコッタチーズの作り方も実践したので、盛り付け時にかける。
好みでパルメザンチーズのスライスを乗せても美味しい。
※ピーマン、タマネギ等の野菜は取り出します。
お客様がいない時は、トマトソースに添えて出しても美味しいですよ。
または、オムレツに添えてもOKですニコニコ

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こんな感じで盛り付けですねグッド!

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リコッタチーズが完成したところ。
残念がら、完成画像がありませんでしたむっ

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力を合わせて作らないと、試食できないものね。

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・和風ブルスケッタ
スライスしたパンは、グリルパンで焼き
パンの表面にニンニクをすり込むのがポイント。

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・カプレーゼ(トマトをくり抜いて、中身&モッツァレッラチーズをカットして詰めました)
・さんまを使ったオーブン焼き(シチリアでは、イワシを使います)

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・トマトソースのスパゲッティ リコッタチーズのせ

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・フルーツトマトのコンフィ リコッタチーズクリーム添え
トマトが、甘すぎずリコッタチーズと相性抜群です。
他にも、季節の果物、洋梨、リンゴを使っても美味しいでしょう。
来月10月28日に開催するクッキングレッスンでは、リンゴを使う予定です。

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試食のために、テーブルセッティングもします。

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いよいよ、試食です。

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ご参加者いただいた皆さま、ありがとうございます。
ご自宅で実践されましたか?
またのご参加お待ちいたします。

Marioシェフ始め、スタッフの皆さまご協力ありがとうございます。
ほんの、数時間でしたが楽しかったです。
また、次回もよろしくお願いいたします。

余談
お店のスタッフの方から一言
「Kozue-san厨房に入ってて違和感ないです!!
嬉しい!?一言。

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次回のクッキングレッスンのお知らせです。

Kozueのパワフルイタリアンクッキングレッスンナイフとフォーク
2009年10月17日(土)12時~
西麻布イタリアレストラン「Mario i sentieri」
テーマ 秋の食材「キノコ」
参加費 7,000円
定員:10名
参加申込の方は、遠山までメールにてお申し込みください。
Mail:kozue.toyama@gmail.com



皆様の参加、お待ちしています。

パワーをお互いに分かち合えるクッキングレッスンにしましょうメラメラ

Kozue
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"vale più una cosa fatta che cento da fare."
Manfredi Fischetti Henderson

「ありとあらゆることをして成し遂げた事は、真の価値があるよね。」

Manfredi Fischetti Henderson


Ciao!

私の仕事は、フリーで伊食コーディネーター。
この肩書きも私が、勝手にネーミングした。
では、実際に何をやっているかというと・・・
一言では語れないし、契約上の守秘義務もある。

不況と言われる時代になって、早1年が過ぎようとしている。
巷では、不況と呼ばれているが
そんな中でも消費する方はいらっしゃるのです。

私は、レストランが好きだ。
仕事は仕事として、レストランの方々と関係するのだが、
プライヴェートでも、非常にお世話になっている。

レストランという非日常の世界
いうなればひとつの舞台に
私は客という役柄で登場する。
そして、その中で最高の料理&もてなしを受けて、満足して家路に着く。
自分を奮い立たせながら、かつ主役になることを楽しみながら。
時には、自分へのご褒美として。




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ほとんどの場合、私は1人でレストランに行く事が多い。
落ち込んだ時には、レストランの方がそういう対応をしてくれる。
自分が贔屓にしているお店に顔を出し、エネルギーを貰う場合も多々あるでしょうね。
しかし、人によっては、落ち込んだ時には初めてのお店に行くなんて人もいるかもしれない。
私は、どちらかというとこのタイプかしら。
落ち込んだ時に、馴染みのお店に行って、カラ元気を出したくない時や
お店の人を心配させたくない時は、あえて初めてのお店を選ぶ。

確かに、こちらはお金を支払っている客。
しかし、客として何をしてもいいかというとそれは違う。
客として、マナーと品のある振る舞いをして、
お店に極上のもてなしを期待してしまう。

これこそが、非日常空間を楽しむための心得であると私は考える。




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仕事とは、別に「会」を立ち上げたのです。
私は、私が苦しい時に励ましてくれたレストランの方々に感謝の気持ちを込めてこの「会」に携わっています。
もてなしの心。
それは、日常生活を送る上でも非常に大切なコトであり、
基本になることだと思う。

「会」への関心が、徐々に浸透して
気がついたら、イタリアレストランサービススタッフにとって
心のよりどこり、かつやる気を起こしてくれる原動力となるような
「会」になって欲しいと日々願っている。

kozue