第3金曜日はプレバレエストレッチと、大人バレエクラスの指導の日。
大人バレエクラスは少人数だったので、お触りタイム長し…
膝下と大腿部のアンディオールが連携していない人に、大腿部からアンディオールし下腹部までの繋がりをなぞって、上前腸骨棘(骨盤の前側の骨)がしっかり立ち上がるように導きました。
大腿部が内旋方向に働きやすい人はお尻の筋肉が上手く使えていないし、骨盤も前傾しやすいので、まずは土台となる股関節のアンディオールをしっかり作ります。
すると膝下と大腿部のアンディオールが揃ってルルベも安定してきましたよ〜。
勿論、足から始まるアンディオールなのですが、時に膝下はアンディオール出来ているのに大腿部が内旋に働く、捻じれ現象に遭遇することもあるのです。
本日はそのタイプでした。
文章で書くとわかりづらいですが、私の指で生徒さんが使うべき筋肉をなぞると、スッと良いポジションに入ります。
その瞬間が気持ち良いのです✨
そしてプレバレエクラスでは、昔の怪我で90度しか膝が曲がらない方がおられるので、私自身の体験をお話しました。
今の私を見ている生徒さんは、8年前に脊柱菅狭窄症で5分しか立っていられず座って教えていた時期があったこと、膝に水がたまっていた時期があったことを知りません。
その後に開講したクラスだからね。
先生は、体も柔らかく、筋力もあって健康で順調にバレエを続けて来たに違いない
と思うのでしょうね。
健康的で美しい体の持ち主であればなによりですが、私はそうじゃなかったから…
私にとってはマイナスポイントの体の故障の話をすると、何故か生徒さんが安心されるのです。
「先生に習えて良かった」と今日も言って頂きまさした。
体の故障で苦労したこと、そこから自分でバレエリハビリをしてきて現在皆さんの前に指導者として立たせて頂けていることは
諦めなくてもバレエを続けられる✌️
先生も痛みを理解してくれる✌️
バレエリハビリの方法を教えてもらえるかもしれない✌️
と思って頂けるのかもしれません。
クラスで行うストレッチメニューも私自身のリハビリメニューだったんですよね。
体は大事。
バレエの上達も勿論大事。
大人バレエの生徒さんに関しては、バレエができる体を作るところから。
踊りやすい体=ケガをしにくい体
関節の動きが悪い場所があると体の他の部分に負担がかかったり、不要な力を使うことになりますからね!
バレエを長年やって来ている我々の体と、60代、70代でバレエを始める方の体も違います。
目の前にいる生徒さんに対して何を提供していくべきか…は生徒さんに向き合っていればわかります。
その方法、手段は沢山あった方が良いからね、学ばなければ…
体を痛めている人も痛めていない人もやることは一緒ですよ〜。
体の仕組みや動きの法則に従って動いて行くことなんです。
怪我なんてしない方が良いです。
アクシデントの怪我は仕方ないけど、習慣的な使い方による怪我は防ぐことができますからね。
長く長くバレエを続けましょう💖
相澤の願いが届いたかな〜😊💕
★おまけ★
久々の相澤のおやつタイム
龜十さんのどらやき
ふわふわ〜