バレエの体の使い方は普段やらないことばかり。
アンドゥオール(脚の外旋)ですべての動作を行うのですから、さあ大変
子供のころからバレエをやっている人や、股関節の条件が良い人は何でもないことかもしれませんが、大人から始める方や股関節がそもそも外旋しづらい方にとってはちょっと大変かもしれません。
180度に開きましょうが原則のバレエですから開かなくてもいいよ!と言われても開きたくなるのが人間の心理
土踏まずを潰しても開く人がいますが、かなり危険です💦
いつも土踏まずを潰していると、踵の骨と距骨と舟状骨のバランスが崩れて骨格が変わり、扁平足になります。
うちくるぶしから上に繋がる後脛骨筋、前側のすねの筋肉(前脛骨筋)、外くるぶしから上に繋がる腓骨筋の緊張のバランスも崩れて膝やその上にも影響が出てきます。
そしてご本人は一生懸命開いたつもりでも土踏まずが潰れていると股関節は内旋(内向き)です。
これはまったく意味のないこと
大人はそれでも骨格がある程度出来上がっているからまだ良いですが、子供の足は軟骨部分が多いため成長に影響が出ます。
バレエの先生が「土踏まずを潰してはいけません」と言う注意をするのは身体を守る為でもあります。
足のゆびをしっかり使えるようにすること、足裏の筋肉を鍛えることが大事です。
しっかり踵を上げてルルベすることは、足裏のアーチを上げる一番良いトレーニングになるのです。
簡単なことのようですが、丁寧に行いましょう‼️
難しいことは楽しい
汗をかけば踊った~(*^^*)と気持ちよくもなりますが、流しちゃいけない大事なことを忘れないで(^○^)
きちんと体を使えてないとテクニックが身に付きませんよ~。
足の裏しか床についていないのだから、足裏の安定は重要です。
気をつけてお稽古しましょ~ね~