先日紹介したセルロイド素材をはじめ、様々なメーカーが様々な素材のピックを製作しています。
中にはメーカーさんのオリジナルの素材も多く、弾き心地や出音に対する影響は計り知れません。
そんな中、また新しく導入したピックをご紹介します。
Ibanez エラストマーシリーズです。
聞きなれないような聞いた事のあるような素材ですが、ピックの素材としてはあまり馴染みがありません。
まずは試奏、下調べすることなく早速弾いてみました。
今回導入したのは
ソフト 2.2mm
ハード 1.0mm
の2種類。
この2枚で比べると2.2mmの方が柔らかいです。
なるほど、そもそもの素材の固さが2種類あるという事ですね、
まずは1.0mm。
普通の1.0mmに比べると柔らかく、それでいて跳ね返りのある弾き心地。
音はナイロン系に近いのか、太くて甘い傾向です。
耐久性はナイロンよりも高そう。耐摩耗性は高そうです。
そして2.2mm。
これは柔らかい。すごく柔らかいですね。
厚いのにムチムチした弾き心地でこれは好みが分かれそうです。
食い付きも強く、カッティング等にはかなりコツがいりそうです。
個人的にはオニギリの1.0mmハードはお気に入り。リピートしそうです。
ところでこのエラストマー。調べるとどうやらゴムに近い素材で、色々な所に使われているらしいです。
皆さんも一度試してみてはいかがですか?