新感覚の弾き心地 | GWSスタッフの日々ブログ

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楽器の街・東京 御茶ノ水の中心部に位置する 「ESP Guitar Workshop」は、ESPのクラフトマンシップのすべてが体感できる工房と楽器店の融合したコンセプトショップです。

先日紹介したセルロイド素材をはじめ、様々なメーカーが様々な素材のピックを製作しています。

中にはメーカーさんのオリジナルの素材も多く、弾き心地や出音に対する影響は計り知れません。

 

そんな中、また新しく導入したピックをご紹介します。

 

Ibanez エラストマーシリーズです。

聞きなれないような聞いた事のあるような素材ですが、ピックの素材としてはあまり馴染みがありません。

まずは試奏、下調べすることなく早速弾いてみました。

 

今回導入したのは

ソフト 2.2mm

ハード 1.0mm

の2種類。

 

この2枚で比べると2.2mmの方が柔らかいです。

なるほど、そもそもの素材の固さが2種類あるという事ですね、

 

まずは1.0mm。

普通の1.0mmに比べると柔らかく、それでいて跳ね返りのある弾き心地。

音はナイロン系に近いのか、太くて甘い傾向です。

耐久性はナイロンよりも高そう。耐摩耗性は高そうです。

 

そして2.2mm。

これは柔らかい。すごく柔らかいですね。

厚いのにムチムチした弾き心地でこれは好みが分かれそうです。

食い付きも強く、カッティング等にはかなりコツがいりそうです。

 

個人的にはオニギリの1.0mmハードはお気に入り。リピートしそうです。

 

ところでこのエラストマー。調べるとどうやらゴムに近い素材で、色々な所に使われているらしいです。

皆さんも一度試してみてはいかがですか?