BAND-MAIDのギタリスト&ボーカリストとして世界で活躍する小鳩ミク氏のシグネチャー・モデル第2弾、Zemaitis THE PORTRAIT MIKU KOBATO “Starry Pigeons”。 2026年3月9日(小鳩ミクの日)に世界100本限定でリリースされた本機の概要からルーツ、スペックの魅力まで徹底解説します。
第1弾シグネチャーであるメタル・フロントモデル「Flappy Pigeon(A24MF FP)」に続き登場した第2弾。 ゼマイティスブランドの中でもフラッグシップラインである「The Portrait」シリーズから登場した、最高峰のクラフトマンシップと本人の美学が詰まったプレミアムなギターです。
ディスク・フロントの系譜
歴史的背景:1970年代にゼマイティス創始者トニー・ゼマイティスがロン・ウッド(ロン・ウッド・モデル)等のために手掛けた伝説的なスタイルがルーツです。
構造的特徴:ボディ全体をカバーする「メタル・フロント」とは異なり、ボディ中央に円形のアルミ合金ディスク・プレートを配置。マホガニーの上質なアコースティック感と、金属プレートの重厚な鳴りがバランスよく融合しています。
第1弾の「Flappy Pigeon」がメタル・フロント(A24MF)をベースとしていたのに対し、今作ではディスク・フロントを採用。
ピックアップには、彼女の求めるサウンドを追求し、試作を重ねて開発されたカスタム・ハムバッカー「Starry Pigeons Miku Kobato Custom」を搭載。厳選されたマホガニー材との組み合わせにより、より深みのあるトーンを実現しています。
結論から申し上げますと、太く芯のあるサウンドと明瞭な輪郭、豊かなサステイン、そして粘りのあるハイエンドなトーンが特徴です。
通常のディスク・フロントからのカスタマイズ・変更点
伝統的なディスク・フロントの構造をベースとしつつ、本人のこだわりによって完全に新規設計されています。
彫金デザインの一新
伝統的なゼマイティスのディスク・フロントはリーフ柄などのクラシックな彫金が中心ですが、本機ではグラフィックデザイナー竹内光司氏との共作により、「飛翔する鳩」と「星空」をあしらった完全オリジナルの彫金プレートに変更されています。
2H仕様
ヴィンテージのディスク・フロント(ロン・ウッド・モデル等)は3ピックアップ(3P-90や3ハムバッカー)仕様が多く見られますが、本機は小鳩ミク氏のプレイアビリティと音作りに合わせ、新開発の2ハムバッカー(Starry Pigeons Miku Kobato Custom)に変更されています。
インレイ&ヘッド周りのカスタム
指板にはアラベスクと鳩をあしらった豪華なアバロン/パールインレイが施され、ヘッドの刻印(581039)など、既存のレギュラーモデルには存在しない専用意匠が凝縮されています。
個人感想
音作りの要となるのは、厳選されたマホガニー材とアルミ合金製ディスク・プレートの組み合わせ。マホガニー材が生み出す太く芯のあるサウンドは、シャープなシェイプからは想像できないほどの重厚感を備えています。一方、トップのアルミ合金製ディスク・プレートが低音域を引き締め、ハードメイプルを思わせるタイトな響きを実現。両者が絶妙に調和し、重厚さと引き締まったサウンドを兼ね備えた、バランスの良いトーンに仕上がっています。
エボニー指板ならではの立ち上がりの速さと優れたレスポンスも魅力。歯切れの良い、爽快感あふれるカッティングから、繊細なニュアンスを生かした表現まで、プレイヤーの意図に素早く応えます。
さらに、搭載されたカスタム・ハムバッカーは、ピッキングの強弱やタッチの細かな変化まで余すことなく捉え、プレイヤーの表現を忠実にサウンドへと反映します。
こんなプレイヤー・ギタリストにおすすめ!
小鳩ミクさんのファン&コレクターの方へ
世界限定100本、直筆サイン認定書やトラスロッドカバーの「581039」刻印など、ファンならグッとくるこだわりが詰まった最高峰の一本です。第1弾「Flappy Pigeon」をお持ちの方も、ぜひコレクションに並べてほしい仕上がりになっています!
ステージで圧倒的な存在感を出したい方へ
ライトを浴びた時の彫金ディスクと、指板に散りばめられた貝インレイの輝きは本当に息をのむ美しさです。メタルフロントとはまた違った「高級感のある木目×彫金」のコントラストで、ライブハウスやステージ映えは間違いありません。
実戦で使える太いロックサウンドを探している方へ
極上の1ピースマホガニーとラッカー塗装、そして新開発のカスタムハムバッカーの組み合わせは伊達じゃありません。見た目の華やかさだけでなく、バンドで鳴らした時に音が埋もれない、太くて芯のあるドライブサウンドがしっかり出せます!















