今回の災害で、インターネットを通じた情報伝達が、大きな役割を果たしたと思います。特にTwitterは、大きく注目されました。

しかし他方で、誤った情報が流布されている例もあります。注意が必要です。

その中で、うがい薬の飲用が、放射能対策になるとの情報も流れているようですが、専門的な研究所がそれを否定していますので、うがい薬等の飲用はやめて下さい。


ヨウ素を含む消毒剤などを飲んではいけません
-インターネット等に流れている根拠のない情報に注意-(放射線医学総合研究所)

http://www.nirs.go.jp/data/youso-2.pdf



東日本大震災、福島第一原発が緊迫した状況が続いています。

そのような中、次のような最高裁決定が公開されました。

以下の決定により、民法900条4号ただし書きにつき、最高裁大法廷での合憲性判断がなされないことになりました。


事件番号 平成21(ク)1027
事件名 遺産分割審判に対する抗告審の変更決定に対する特別抗告事件
裁判年月日 平成23年03月09日
法廷名 最高裁判所第三小法廷
裁判種別 決定
結果 却下
判例集等巻・号・頁

原審裁判所名 大阪高等裁判所
原審事件番号 平成21(ラ)926
原審裁判年月日 平成21年10月07日

判示事項
裁判要旨 抗告人と相手方との間において,抗告後に,抗告事件を終了させることを合意内容に含む裁判外の和解が成立した場合には,当該抗告は,抗告の利益を欠く

http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?action_id=dspDetail&hanreiSrchKbn=02&hanreiNo=81152&hanreiKbn=01

 

決定全文
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20110314134519.pdf

 

実施につき混乱していますが、予想外の停電よりはマシと思うしかありません。

(ただし、公共交通機関への電力供給は、通常通りして欲しいと思います。公共交通機関に電気が供給されていれば、混乱はもう少し避けられたかな、とは思います)

そして、第5グループは実施のようです。

明日以降もどうなるか分かりませんので、停電への備えが必要です。


東京電力、東北電力管轄の地域の方へ
効果的な節電と計画停電の対処方法をご案内します

http://setsuden.yahoo.co.jp/


以下、一部引用。
 
停電の前後に注意すること
・停電になる前には、念のために電化製品のコンセントをぬきましょう。
 
・通常の家電製品は通常の停電は問題が生じることがないように設計されていますが、パソコンなどはハードディスクをいためてデータが消失するといった可能性があります。
 
・コンセントを抜かずに、モーターを使った製品などが停電復旧後に一斉に稼働すると、ヒューズやブレーカーが飛んだり、ほかの製品に影響が出る場合があります。
 
・オール電化の場合は給湯などもできなくなります。また集合住宅などで水のくみあげを電力で行っている場合もあります。確認の上で必要な量の水を水筒や浴槽などに準備しておきましょう。
 
・冷蔵庫は数時間程度は保冷効果を維持しますが、冷凍庫にある保冷材や、水を袋で凍らせたものを冷蔵室に移すだけでも保冷効果が高まります。特に保存しなければいけないものはこれらのもので包んでおきましょう。
 
・携帯電話などは十分に充電し、ラジオなど電池で稼働する情報端末を用意しましょう。また夜間や未明の場合は懐中電灯などもご用意ください。
 
・対象地域によっては学校や会社などへの移動手段に影響が出る方もいらっしゃいます。早めに所属組織への確認をとっておきましょう。
 
・食事の時間に重なることもあります。ご飯は事前に用意しておきましょう。しかし、温め直す際にカセットコンロ、ガスコンロなどを使用する場合は、換気扇も使えませんのでご注意ください。


「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」について(第17報) (気象庁ホームページ)

http://www.jma.go.jp/jma/press/1103/14a/201103141510.html


pdfでの詳細版(気象庁ホームページより)

http://www.jma.go.jp/jma/press/1103/14a/kaisetsu201103141510.pdf


上記資料の5ページによると、震度5強以上の余震の発生可能性は、


3月14日14時から3日以内→40%

3月17日14時から3日以内→20%


となっています。

もちろんこれは確率の話なので、起きないこともあり得ますし、起きることもあります。

どちらにせよ、大規模な「余震」のリスクはあります。今後とも十二分な注意が必要です。

特に11日の大地震で建物等が弱っているため、それほど大きくない地震でも、大きな被害をもたらすことがあります。

東北地方を中心とした大地震は、関東地方での計画停電の実施計画など、その影響が次々と出ています。この影響は、あらゆる所で当面続くものと思われます。

 

その中で、今年5月の新司法試験にも影響が出る「可能性」は否定できません。

というのは、被災地の仙台も受験会場となっているからです。

しかも出願手続は全て終了しています。


試験実施の5月まであと2か月あるので、そのときには受験会場となる仙台市内も「ある程度」復旧している可能性は高いです(そうあって欲しいです)。

しかし、津波の被害にあった仙台空港や、東北新幹線の復旧が2か月で可能かは未知数です。そうなると、遠方から仙台の会場に移動できるかが未知数であり、遠方から仙台市内での受験を考えている人は、不安であると思います。

受験生の中には、様々な事情から、遠方から受験する人も少なくありません(受験地が近くにない、法科大学院は関東だが、実家が東北地方など)。

 

したがって、今後の情勢(特に法務省(司法試験委員会)からの発表)に注意が必要と思われます。


(以下は私の考えも含んでいます。したがって、それを差し引いて読んでください) 

  

試験は5月ですので、今後、特段の事情が生じなければ、試験の実施が延期される可能性はひくいと思われます。

しかし、今後の仙台への交通網の復旧状況は未定なので、受験地の変更については、柔軟に対応して欲しいと思います。新司法試験は連続日程のため、受験生は、場合によって、ホテル等の確保もしなければなりません。

  

現に受験の実施要項によると、受験地の変更が例外的に認められる場合もあるとのことです。

しかし、その期間は4月1日までとそう長くありません。

 

(参考)

http://www.moj.go.jp/content/000056350.pdf

※5ページ。

 

「2 試験地の変更
 原則として認めません。ただし,遠隔地への転勤等やむを得ない事情がある場合は,申請書(適宜の用紙に,受験者ID(付与されている場合),氏名(フリガナ) ,生年月日,住所及び電話番号を明記の上,試験地(変更前・後)を記載したもの。) に当該事情を証明する書類(転勤の場合は辞令等の写し)を添付の上,平成23年4月1日(金)(消印有効)までに申請してください。期限を過ぎた場合は,受け付けません」

 

今回の震災が、「やむを得ない事情がある場合」にあたるかは、実施当局の判断ですが、例示された事項(転勤)からすると、今回はより一層、「やむを得ない事情がある場合」になるように思います。

  

また関連して、法科大学院の学費は決して安いものではありません。今回の被災によって、学費の捻出が厳しくなった方も少なくないと思います。各法科大学院関係者の方々には、被災された在学生ないし入学予定者に対して、柔軟で強力な経済的サポートの検討に入っていただきたいと思います。


※追記(14日16時すぎ)

遠方から仙台に入るルートは色々あるので、遠方から仙台受験を予定している方は、そのルートを「念のため」調べておいた方がいいと思います。仮に東北新幹線が福島まで復旧し、山形新幹線も復旧すれば、東京からですと、東京→(福島)→山形→(バスないしJR)→仙台というルートもあり得ますし、山形空港を経由して仙台に入る、というルートもあり得ます。遠方から仙台で受験予定の方は、今後の交通網の復旧に注視してください。

また、仙台近辺に既に宿泊予定地を確保されている方は、一段落してから、宿泊予定先に営業状況を問い合わせることも必要かも知れません。

現時点で、現地は対応できない状況と思われます。今は当事者の声を尊重すべきでしょう。

また現時点で、被災地外の人が、電話等で問い合わせることは、現地の行政担当者の負担にもなりますし、また、通信回線に負担を与えることになります。


宮城県ホームページ

http://www.pref.miyagi.jp/


以下、引用。


○災害ボランティアの申し出について

--------------------------------------------------------------------------------
災害ボランティアの申し出がありますが、被害が甚大であり被災地に立ち入れないため、もうしばらくお待ちください。


(以上の引用は、2011年3月14日13時40分現在)


また、仙台市も以下のようなお知らせを出しています。

現時点では、専門家の力が必要のようです。


仙台市ホームページ:災害ボランティアセンターの開設について
http://www.city.sendai.jp/volunteer.html


災害ボランティアセンターの開設について

 

現在、人命救助やライフラインの復旧に向け、注力している状況にあります。

そのため、災害ボランティアセンターの開設については、仙台市災害対策本部・関係機関との調整を行っております。

センター開設について、詳細が決定いたしましたら、ホームページ、マスコミへの発表などを行い、ご協力を呼びかけてまいりますので、今しばらくお待ちいただきますようお願い申し上げます。

学校での避難生活が困難な高齢者や障害者の方を受け入れる福祉避難所で、ヘルパーが不足しています。
仙台市内にお住まいで、ヘルパー、保健師、看護師の資格をお持ちの方で、ご協力をいただける方は、仙台市介護保険課までご連絡ください。



東京電力が、昨夜の記者会見で発表したリストとは異なっている場所もあります。首都圏の方は、必ずご確認下さい!

以下は、毎日新聞のホームページより。


●計画停電のグループのリスト(14日午前1時現在)
http://mainichi.jp/select/jiken/graph/20110311lifeline/


ただし、ご承知の通り、電力需給によって実施が見送られる可能性もあります(しかし、実施する可能性も最後まで否定できません。現場は混乱しているようです)。

情報には十分注意して下さい。


また東京電力のホームページ等では、リストがpdfで公開されているだけなので探すのが大変かもしれません。むしろお住まいの地域や、職場等のある地域の行政のホームページ(市役所や町役場等のホームページ)を見た方が分かりやすいかも知れません。


※例えば神奈川県横浜市のリスト

http://www.city.yokohama.lg.jp/shimin/koho/0311zishin/teiden.html


また、停電中は電気が使えませんので、停電しても大丈夫な情報受信限(電池・バッテリーで稼働可能なラジオや、パソコン、携帯電話、携帯テレビ)を用意しておくことが大切です(停電中に余震の可能性や、原発に新たな進展があり得るので)。


参考:東京電力ホームページ

http://www.tepco.co.jp/index-j.html


13日のTOEICは全国すべての会場で中止となります。以下のページでご確認下さい。


3月13日(日)第161回TOEIC公開テスト実施に関して(TOEIC)

http://www.toeic.or.jp/info2/0000000054.html


以下、引用。


2011年3月13日(日)実施予定の第161回TOEIC公開テストは、東北地方太平洋沖地震の影響のため、全国277会場すべての実施を中止いたします。今後の対応については追ってご案内いたします。

ご不明な点は、3月14日(月)以降、<本件に関する専用お問い合わせ先>までお尋ねください。

※試験会場への直接のお問い合わせはご遠慮ください。
※お問い合わせの際には電話番号をよくお確かめのうえ、お掛け間違いのないようお願い申し上げます。

<本件に関する専用お問い合わせ先>
(財)国際ビジネスコミュニケーション協会 東京業務センター
TEL 03-5521-6206
(土・日・祝日を除く 10:00~17:00)

※電話が混みあい、つながりにくい可能性がございます。大変恐縮ではございますが、
ご理解・ご協力のほどお願い申し上げます。